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医師もMRも幸せにする患者のための情報吟味
ディオバン事件以降の臨床研究リテラシー
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年6月
- 書店発売日
- 2014年6月27日
- 登録日
- 2014年5月21日
- 最終更新日
- 2014年7月7日
重版情報
2刷 | 出来予定日: 2014-07-08 |
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紹介
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疑うだけのゴシップの時間は終わった。
ディオバン事件を悪者にしないためのリテラシー。
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本書の目的は、不正の糾弾ではありません。
単なる犯人探しのような「研究の不正」のゴシップ記事は、多くの誠実な研究者、臨床家、製薬企業の人々を不幸にしています。
ディオバン事件以降、臨床研究のリテラシーは大きく変わり、新しい情報吟味の時代が到来しました。
臨床研究をしばる法律や研究支援体制、COI、研究者の育成といったインフラの問題、医師(研究者&臨床家)と製薬企業(開発・MR等)と患者という複雑な当事者の関係性など、患者のためのエビデンスの選別には、新しい臨床研究リテラシーが必要になったのです。
不正についての記事をいくら読んでも、「研究の不正」未満のアンフェアな情報を読み解く力は身につきません。
東京大学医学部附属病院 臨床研究支援センター センター長が送る、すべては「患者」のため…同じ思いでがんばる研究者、臨床家、製薬企業の人々を幸せにする、そして、二度とディオバン事件を起こさせないためのメッセージです。
目次
1章 spin 東スポ化する論文たち
2章 ディオバン事件の背景にあるもの
3章 spinを見破るための論文吟味
4章 ランダム化比較試験は最強か?
5章 ディオバン事件を起こさない国づくり
6章 ディオバン事件を起こさない人づくり
あとがきにかえて 捏造しない・させないための補講の時間
上記内容は本書刊行時のものです。