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トラウマティック・ブレイン―高次脳機能障害と生きる奇跡の医師の物語 橘 とも子(著) - SCICUS
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トラウマティック・ブレイン―高次脳機能障害と生きる奇跡の医師の物語

発行:SCICUS
四六判
縦188mm 横130mm 厚さ24mm
376ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-903835-68-6
Cコード
C0095
一般 単行本 日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2013年7月
書店発売日
登録日
2013年6月26日
最終更新日
2013年7月4日
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重版情報

2刷 出来予定日: 2013-11-10

紹介

16歳の少女は、突然の事故で様々なものを失った。
身体の機能、自分のそして家族の時間。
少女は、「高次脳機能障害&身体障害と共に暮らす」という第二の人生を、早くも16歳で再設計しなければならなくなった。少女は努力で能力を再獲得していく。戻らない能力と共に。
これは「高次脳機能障害&身体障害と共に暮らす」中で、少女が成長し、医師になり、結婚・出産・育児も経験してきた物語。
少女の日常。周囲に誤解され、見えない障害を持つ人々を傷つける言葉、周囲には障害の本質が一向に伝わらない現実。
少女の明るさと強さの裏には「あまりにも痛くて惨めで悔しく怖くて辛い」気持ちや社会の現実が隠されている。
少女の生き様は、同じ境遇にある人やその家族たち、そして、人生を攻略しようと悪戦苦闘している人々に大きな勇気を与えるだろう。
そして、『わかりにくい障害・見えない障害』を受容できる社会を実現するための大きな指針になるはずだ。

目次

はじめに
私の障害について
症状の経過表
事故当時の写真
第1章 受傷―16歳で人生の岐路に立たされる
第2章 再出発―「第二の人生」の始まり
第3章 医師として社会へ―障害と共に社会参加する難しさ
第4章 理解―夫が妻の病態を正しく把握するまで
第5章 事故は終わらない―30年以上にわたる調停の経過
第6章 今、思うこと―多様性のある個性の共存のために
巻末資料

著者プロフィール

橘 とも子  (タチバナ トモコ)  (

1961年千葉県茂原市生まれ。獣医師の父と専業主婦の母のもと、3人姉妹の次女として育つ。
1978年2月5日 (16歳・高校1年) 朝、自転車通学中暴走車に激突され、脳挫傷・頭蓋底骨折ほか両脚等に全身多発外傷受傷。一命をとりとめるも、記憶力・集中力の著しい低下、発語障害・右半側空間認識の喪失等の後遺症状や全身の疼痛等により、学習や日常生活が困難となる。しかし1年間の受験浪人期を経て昭和大学医学部に入学。6年ののち卒業、医師免許を取得し消化器内科医となる。26歳で結婚(旧姓:蓮沼)。31歳で医学博士(内科学)取得。その後、公衆衛生行政医師に転向し東京都衛生局や保健所に勤務しながら、国立公衆衛生院疫学部客員研究員として研究活動を継続。41歳より国立保健医療科学院勤務、現在に至る。
なおこの間、脳機能に関する認知リハビリは、すべて勉強や医業といった日常生活動作を活用して自己流で行っている。
循環器内科医の夫と2子の4人家族。愛読書はロイス・マクマスター・ビジョルドのSF長編シリーズ『ヴォルコシガン・サーガ』。主人公マイルズの複雑なキャラクターに惹かれている。

上記内容は本書刊行時のものです。