.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
ジープと砂塵
米軍占領下沖縄の政治社会と東アジア冷戦1945-1950
A5判
306ページ
上製
定価
4,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2015年11月
- 書店発売日
- 2015年11月16日
- 登録日
- 2015年10月7日
- 最終更新日
- 2016年7月5日
書評掲載情報
2016-02-19 |
週刊読書人
評者: 大野光明=大阪大学特任助教・歴史社会学・社会運動論専攻 |
2016-01-17 |
東京新聞/中日新聞
評者: 丸川哲史(明治大学教授) |
2015-12-27 |
東京新聞/中日新聞
評者: 田仲康博(国際基督教大学教授?社会学) |
MORE | |
LESS |
紹介
米軍占領が始まると、人びとはジープに巻き上げられる砂塵のように、不確かな生活を強いられた。しかし、人びとはたんなる「砂塵」ではなかった。本書は東アジアの冷戦体制が形成されるなか、占領初期5年間の沖縄の政治社会がどのように形成されたのかについて、社会変容や政治意識、米軍との交渉、アメリカの対アジア政策との相互作用に焦点を当てて分析。戦後沖縄の原点を、冷戦下の国際政治と沖縄自身の政治社会という両面から見直す。
目次
序 章 占領と政治社会――東アジアのなかの沖縄――
第1章 戦闘から占領へ
第2章 猫と鼠
第3章 占領初期の社会の変容
第4章 政治組織の形成
第5章 東アジア冷戦体制の形成と沖縄――NSC13の世界――
第6章 「シーツ善政」――朝鮮戦争前夜の沖縄――
第7章 自主沖縄――占領初期沖縄における政治社会――
終 章 「荒涼たる風景」のなかの問い
上記内容は本書刊行時のものです。