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ト・日 書店
直接取引:なし
帝国の思考
日本「帝国」と台湾原住民
A5判
上製
定価
4,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年3月
- 書店発売日
- 2014年3月27日
- 登録日
- 2014年2月10日
- 最終更新日
- 2014年3月26日
紹介
日本「帝国」が初めて本格的な植民地とした地域である台湾。その台湾における植民地支配に、近代の「学問」や「文化」はどのように関連していくのか。本書は、植民地台湾において人口数的にも社会的ポジションという観点からも、圧倒的なマイノリティであった台湾原住民をめぐる諸動向に焦点をあて、帝国の学知と思想が彼ら・彼女らをどのように表象し、それが植民地主義とどう接続していたのかを明らかにする。言説と統治の密接な関係を通して、日本「帝国」による植民地支配の思考に迫る。
目次
序 章 1
第一章 戦争報道の中の台湾
第二章 台湾原住民教化政策としての「内地」観光
第三章 植民地主義と歴史の表象
第四章 「帝国臣民」の外縁と「帝国」の学知
第五章 台湾原住民の法的位置からみた原住民政策の展開
第六章 「五箇年計画理蕃事業」という暴力
第七章 人間の「展示」と植民地表象
第八章 一九三〇年代の台湾原住民をめぐる統治実践と表象戦略
第九章 台湾国立公園と台湾原住民
第十章 「原始芸術」言説と台湾原住民
終 章
上記内容は本書刊行時のものです。