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ト・日 書店
直接取引:なし
占領期・占領空間と戦争の記憶
A5判
上製
定価
4,800 円+税
5,280 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年6月
- 書店発売日
- 2013年6月24日
- 登録日
- 2013年5月20日
- 最終更新日
- 2013年6月24日
紹介
大日本帝国の崩壊から連合軍による占領、そして冷戦の進行のなか、「帝国の記憶」は政治的に忘却されていく。本書は戦時・占領下の日本における、国旗・儀礼空間や空襲も含めた戦争死者、忠霊塔などのモニュメントや沖縄「摩文仁の丘」といった追悼空間をめぐる「記憶の政治学」を歴史学の手法にこだわって分析。占領と冷戦のなかで再配置されながら形成された戦争シンボルとナショナルな戦争記憶のあり方を明らかにする。
目次
序章 本書の視角と方法・対象
Ⅰ 戦争シンボルの「戦後」化過程
第1章 国旗とGHQ
補論1 「過去」認識の焦点
第2章 天皇儀礼空間の構築と忘却
Ⅱ 占領空間と追悼の政治・モニュメント
第3章 空襲の死者と占領期の記憶の政治
補論2 「空襲研究」から考える
第4章 戦争の死者の分節化
Ⅲ 戦跡と追悼「空間」形成のポリティクス
第5章 「忠霊塔」の時空間
第6章 摩文仁の丘空間の形成
補論3 占領空間と追悼・植民地主義
上記内容は本書刊行時のものです。