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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
トウモロコシの先住民とコーヒーの国民
人類学が書きえなかった「未開」社会
四六判
308ページ
上製
定価
2,800 円+税
3,080 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2013年2月
- 書店発売日
- 2013年2月28日
- 登録日
- 2013年1月15日
- 最終更新日
- 2013年2月27日
紹介
1930年代の中米、グァテマラ。「未開」社会を客観的にとらえることをその使命とする現代人類学が、この国のマヤ系先住民の調査から生まれた。人類学者たちは先住民「未開」社会に何を「発見」したのか?近代的な「知」によって綴られた歴史から削除されていった人びとの姿を描き出し、多文化共生が掲げられる現代において、他者を理解するという行為が無自覚に孕んできた問題を問い直す。
目次
はじめに
序 章 トウモロコシの先住民とコーヒーの国民
第一節 先住民の苦難の歴史
第二節 先住民素朴画家は語ることができるのか
第一章 「未開」社会の徹底調査
第一節 米国現代人類学の誕生
第二節 前途多難なグァテマラ調査
第三節 現地調査の新展開
第二章 理解される「未開」社会」
第一節 『一銭資本主義』のパナハッチェル社会
第二節 先住民社会独自の規範
第三章 書きえなかった「未開」社会
第一節 幻の「実験」
第二節 サン・ペドロの国家統合
第三節 ロサーレスの躓き
おわりに
上記内容は本書刊行時のものです。