.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
品切れ・重版未定
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
現代「生活者」論
つながる力を育てる社会へ
四六判
上製
定価
2,600 円+税
2,860 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2012年11月
- 書店発売日
- 2012年11月26日
- 登録日
- 2012年10月18日
- 最終更新日
- 2022年11月16日
紹介
状況の「破壊」と時代の転換が急速にすすむなか、その不安感やリスク感から、これまでの暮しへの疑問や反省を持ち、新しい生き方を模索する「普通の人びと」=「生活者」が登場してきた。「生活者」とは、無名であるが、しかし、それぞれに「わたし」という固有の名をたずさえて存在し、家族や地域の暮しを基盤に、日々の暮し方・生き方を意識化して見直すことで社会の在り方そのものを再考しようとする人びとである。そして、彼ら・彼女らは相互につながり、小さな共同性・公共性への回路を模索していく人たちでもある。本書は、日々の小さな生活を通して、生き方のオルタナティブを模索してきた様々な人びとの歴史的経験のなかに、現代を生きる根拠を探る試みである。
目次
この本の扉に
第Ⅰ部 生活者、再発見
第一章 歴史に「生活者」像を追う
第二章 生活革命の幕開け
第三章 「グローバル/ローカル」を結ぶ生活者の実践
第Ⅱ部 問い直される戦後経験
第四章 「男であること」の再編・変容・ゆくえ
第五章 子どもを映す「文化と社会」
第六章 トライアングル(家族―学校―企業)の成立とゆらぎ
第Ⅲ部 生活者のネットワーク力
第七章 ネットワーク型コミュニティを生きる
第八章 「婦人」から「女性」へ、そして「おんな=女」のネットワークへ
第九章 女性と高齢者が担う「新しい働き方」の協同組合
上記内容は本書刊行時のものです。