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品切れ・重版未定
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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
明治維新と世界認識体系
幕末の徳川政権 信義と征夷のあいだ
A5判
上製
定価
6,400 円+税
7,040 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2010年9月
- 書店発売日
- 2010年9月8日
- 登録日
- 2010年4月8日
- 最終更新日
- 2015年7月23日
紹介
19世紀半ば、西洋列強主導の国際社会に組み込まれた列島社会は、これまでとは全く違う世界観に直面せざるをえなかった。ウェスタン・インパクトによって幕末に噴出した複数の世界認識体系の相克を明らかにし、その軋轢の結節点にあった徳川政権の姿を分析することで、新たな明治維新史像を描き出そうとする挑戦。
目次
序論 文脈未決定の時代
第Ⅰ部 「積極開国論」の系譜
第一章 「変通」下の儒教普遍主義
第二章 政治勢力としての昌平黌
第三章 「条約派」有司層の政治姿勢
第四章 二つの開国論
第Ⅱ部 徳川政権の幕末政治
第五章 奉勅攘夷体制と性格規定の流動化
第六章 横浜鎖港問題と関東攘夷運動
第七章 情報戦としての将軍進発問題
第八章 征夷大将軍辞職論の展開
結論 明治維新の世界認識体系
上記内容は本書刊行時のものです。