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品切れ・重版未定
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取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
明治国家と雅楽
伝統の近代化 / 国楽の創成
A5判
上製
定価
5,200円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2009年12月
- 書店発売日
- 2009年12月21日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2020年2月19日
紹介
明治国家は、国内では宮廷や軍隊・学校で行われる儀礼を荘厳し、国際的には近代国家・日本を表象する重要アイテムとして、早くから音楽に注目した。そして、その重要な一端を担ったのが、長い伝統をもつ雅楽とその演奏者(楽師)たちであった。旧来の雅楽伝承制度は改革され、楽師たちは西洋音楽を兼修し、近代歌謡をも創出していく。近代国民国家の要請に翻弄されながらも、職業的音楽集団としての矜持をつらぬいた彼らの姿を通して、近代日本音楽の創成期を新たな角度から描き出す。
目次
序 章 明治国家における雅楽の位相
第1章 幕末の宮中行事における雅楽
第2章 近代雅楽の創始-明治三年雅楽局設置前後-
第3章 幕末維新期の雅楽再編
第4章 近代日本の皇室葬祭と音楽
第5章 明治前期の新しい音楽表現-賛美歌・保育唱歌・唱歌・軍歌-
第6章 雅楽伶人と新しい音楽表現-明治三十一年の式部寮雅楽課-
第7章 近代日本における雅楽音階と儀礼曲・儀式唱歌
第8章 近代雅楽の分岐点-明治三十年の宮内省式部職雅楽部-
終 章 明治後期から大正・昭和期の宮内省式部職楽部
上記内容は本書刊行時のものです。