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東アジア古文化論攷 高倉 洋彰(編) - 中国書店
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東アジア古文化論攷

発行:中国書店
B5判
1096ページ
並製
定価 14,000円+税
ISBN
978-4-903316-37-6
Cコード
C0020
一般 単行本 歴史総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年3月
書店発売日
登録日
2014年3月12日
最終更新日
2014年3月29日
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紹介

日本・朝鮮・中国、連動した歴史的基盤を持つ東アジア(さらにはユーラシア世界)の考古学を総覧する。
大学研究者・博物館学芸員・文化財調査員等、各研究者68名の論考を掲載。新たな視野に立った“東アジア考古学”を止揚する。
西南学院大学教授・高倉洋彰氏編集による退官記念出版。

目次

Part 1

Ⅰ.現代と考古学

水ノ江和同 古代山城研究とその保護の歴史
伊﨑俊秋  福岡県における太平洋戦争中及び戦後の文化財保護―国宝、重要美術品等の疎開(防空施設)など―
市川 創  発掘調査情報の共有化と、さらなる活用に向けた試み―大阪文化財研究所での事例から―
岡山真知子 鳥居龍蔵の日本国内調査―愛知県調査―
大津忠彦  松本清張文学にみる「添景」としての考古学
上條信彦  アイヌ民族の竪臼と竪杵、桶、手杵―形態・使用痕観察と残存デンプン粒分析から―

Ⅱ.ユーラシア世界の考古学

古澤義久  東北アジア先史時代偶像・動物形製品の変遷と地域性
今村佳子  中国新石器時代の動物形容器の機能―黄河下流域を中心として
李淸圭   中國東北地域과 韓半島의 合鑄式 銅劍에 대한 豫備的 考察
甲元眞之  高家堡遺跡と劉台子遺跡―西周時代小侯国の動向―
岡村秀典  後漢鏡淮派の先駆者たち―三烏・銅槃伝
辻田淳一郎 建武五年銘画文帯神獣鏡の文様と製作技術
真野和夫  景初三年銘同向式神獣鏡の再検討
菅谷文則  秦漢から曹魏の璽印―『漢官六種』による―
高久健二  新たに報告された楽浪塼室墓に関する考察
清原倫子  中国出土の墓誌にみる亡命百済人について 百済禰軍と扶余太妃
辻尾榮市  中国福建省連江県定海沖の沈没船―中国水中考古学の発展と経緯について―
金縄初美  日本と中国西南地区の兄妹婚神話に関する比較研究―始祖誕生の過程を中心に―
田崎博之  韓国青銅器時代における木製農耕具の特性―日本列島西南部地域の縄文時代晩期~弥生時代前期との比較を通じて―
端野晋平  朝鮮半島・日本列島における過去の気候変動データの検討
宮本一夫  韓半島遼寧式銅剣再考
武末純一  韓国扶余九鳳里遺跡出土細形銅矛の検討
沈奉謹(訳:田中聡一) 泗川勒島C地区住居址と温突
寺井 誠  馬韓と倭をつなぐ―巨済市鵝洲洞遺跡の検討を基に―
六反田 豊 興原倉小考―その所在地と移転問題―
金宰賢   モンゴル出土人骨の頭蓋骨の計測値
鐘ヶ江賢二 土器製作における素地選択と調整技術の基礎的検討―現代タイと弥生土器との比較から―
松本啓子  鎖国期のヨーロッパ・マジョリカについて
村野正景  ホンジュラス共和国ラ・アラーダのネガティブ文様土器づくり

Part 2

Ⅲ.原始古代の考古学

石川 健  房総半島における縄文時代の遺体毀損事例
磯望/宗建郎  福岡市西新周辺の遺跡調査から見た地形形成環境
坂本嘉弘  九州北部の弥生時代中・後期の墳墓標石
田中良之  弥生時代列状墓と親族組織
禰冝田佳男 弥生時代石器研究の現状と課題―九州北部と近畿を対比しながら―
能登原孝道 北部九州における石庖丁の生産と流通
中尾祐太  弥生時代の掘立柱建物―福岡平野を中心として―
渡邊 誠  弥生時代中期から後期における高松平野の集落動態
福田匡朗  中九州における弥生後期集落の変遷
田尻義了  関東地方における弥生時代小形仿製鏡について
池畑耕一  南九州における古墳時代のムラと墓
森本 徹  古墳時代片流れ造り建物についての一試考
重藤輝行  古墳時代から奈良時代の集落と首長制―北部九州を事例として―
大西智和  杵築市小熊山古墳出土埴輪の胎土分析とその解釈
冨加見泰彦 井辺八幡山古墳出土の力士埴輪の再検討
河野一隆  ダンワラ古墳出土金銀錯嵌珠龍文鉄鏡の基礎的研究―製作技法と文様構成を中心として―
舟橋京子  磯間岩陰遺跡出土人骨にみられる親族関係
西川寿勝  五世紀の倭王権
朴廣春(訳:田中聡一) 日本における初現期須恵器の始原と生産背景
岩永省三  ミヤケの考古学的研究のための予備的検討
宇野愼敏  沖ノ島国家型祭祀開始の契機とその背景
瓜生秀文  怡土城について―怡土城築城における人間模様―
坂上康俊  神亀・天平の計帳歴名に見える戸口変動     
渡邉隆行  竪穴建物とカマド―筑後川上流域での様相―
赤司善彦  古代山城の倉庫群の形成について―大野城を中心に―
亀田修一  その遺跡はもともと完成していたのか
小田裕樹  箸の痕跡
上角智希  九州で平瓦一枚作りが普及しなかった理由―円筒桶と長板叩き板のセットによる平瓦作り―
貞清世里  観世音寺式伽藍配置と大寺
神保公久  付属官衙からみた国府の変容―筑後国府跡を対象に―
福岡澄男  奈良時代における山水楼閣の遺跡―京都府木津川市所在馬場南遺跡の理解―


Ⅳ.中近世の考古学

吉田扶希子 由布岳の性空上人
木村幾多郎 「天文年造/製」銘小皿小考
中山 圭  離島の織豊系城郭群~天草諸島における寺澤氏の支城網について~
安高啓明  浦上村キリシタン改心者墓石の意義―萩・津和野を事例に―
新郷英弘  鋳造技術からみた芦屋釡の相対的編年
石山 勲  宗像の狛犬1―宗像系石工と一部の作例とについて―
渡辺芳郎  18世紀末の薩摩焼生産の様相―『近国焼物山大概書上帳』と考古学資料との比較から―

著者プロフィール

高倉 洋彰  (タカクラ ヒロアキ)  (

1943年5月11日,福岡県朝倉市に生まれる。筑紫丘高校,九州大学文学部卒業,九州大学大学院文学研究科博士課程修了。九州歴史資料館技術主査を経て,西南学院大学文学部教授。現在,国際文化学部教授。文学博士。【著書】『弥生時代社会の研究』(東出版寧楽社,1981年),『日本金属器出現期の研究』(学生社,1990年),『弥生』(光文社文庫,1991年),『金印国家群の時代』(青木書店,1995年),『大宰府と観世音寺』(海鳥社,1996年),『交流する弥生人』(吉川弘文館,2001年),『箸の考古学』(同成社,2011年)【編著】『観世音寺』(淡交社,1981年),『日本における初期弥生文化の成立』(文献出版,1991年),『AMS年代と考古学』(学生社,2011年),『大学的福岡・博多ガイド』(昭和堂,2012年)ほか【共訳書】『図説中国古代銅鏡史』(中国書店,1991年)ほかに論文多数。

上記内容は本書刊行時のものです。