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基礎から新機能までまるごとわかるCUBASE5/CUBASE STUDIO5 目黒 真二(著) - スタイルノート
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基礎から新機能までまるごとわかるCUBASE5/CUBASE STUDIO5 CUBASE AI/LEユーザー・はじめて使う人にも対応

B5変型判
240ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-903238-30-2
Cコード
C3055
専門 単行本 電子通信
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月
2009年6月
書店発売日
登録日
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紹介

【増補版情報】

ご好評いただいている本書『基礎から新機能までまるごとわかるCUBASE5/CUBASE STUDIO5』ですが、2010年12月に、CUBASE5.5の解説を16頁追補した『増補版・基礎から新機能までまるごとわかるCUBASE5/CUBASE STUDIO5』が発売されています。



Cubase5/Cubase Studio5は「どのようにすれば、ミュージシャンやエンジニアが効率的に制作に臨めるか」を念頭においたバージョンとなっています。「制作がラクになる」と実感できる機能が多数追加され、制作の現場にマッチしたバージョンです。

この本は、初心者はもちろんOEM版と呼ばれるハードなどに付属している「Cubase LE」や「Cubase AI」のユーザーも対象としています。「ハードのおまけ」としてついてきたCubase AI/LEを使いこなせなかった人、またはすでにCubase AI/LEでは物足らなくなってきて、バージョンアップを考えている人、そして「Cubaseなんてまったくわからない」という人までを対象にした本です。音楽制作のプロが実際の制作手順や新機能を使った効率的な手法について解説しています。

目次

はじめに
■新機能ダイジェスト
 ◆ピッチ修正&タイミング修正
  VariAudio(Cubaseのみ)
  AudioWarp
  Pitch Correct
 ◆ビート制作
  LoopMash(Cubaseのみ)
  Groove Agent ONE
  Beat Designer
 ◆ミックス機能
  REVerence(Cubaseのみ)
  オートメーションパネル
 ◆楽曲表現
  VST エクスプレッション
  拍子トラックとテンポトラックの追加
 ◆パフォーマンス/ワークフロー
  マルチチャンネルエクスポート(書き出し)
  バーチャルMIDIキーボード

■序章 Cubase5にするメリットを考える
  HALion One(VSTプラグインインストゥルメント)の音色が増える
  自分の好みのドラムキット作りが可能
  ボーカルやギターのタイミングやピッチを変更する(Cubaseのみ)
  表現力のある楽器のサウンド作りが可能
  質感の高いリバーブサウンドでミックスできる
  フリーズ機能による動作の軽減化
  曲のセクションの入れ替えが簡単にできる
  Columun まだまだあるメリット! エフェクトのかけ録りができる(Cubase のみ)

■第1章 基本設定編
 ◆オーディオ/ MIDIデバイスの接続と設定
  オーディオデバイスの設定
  オーディオのレイテンシー調整
  MIDIデバイスの設定
  入出力の設定
  クリック設定
  試聴の設定(Cubaseのみ)
 ◆プロジェクトの新規作成
 プロジェクト設定

■第2章  基本操作  MIDIデータ作成編
 ◆トラックの種類
  参考 インストゥルメントトラックとMIDI トラックの違いの詳細
 ◆MIDIデータ用のトラックの作成
  インストゥルメントトラックの作成
 ◆MIDIパートの作成
 ◆キーエディター MIDIデータを作成するウィンドウについて学ぶ1
  キーエディターを開く
  キーエディターでの入力設定
  入力の実際
  データの修正
  参考 こんなときにはスナップをオフにしよう!
  ベロシティの調整
  MIDIキーボードによる入力
  データの削除
  MIDIキーボードを使ったステップ入力の実際
  入力するデータの長さを変更する
  ステップ入力の解除
  データの修正
 ◆スコアエディター MIDIデータを作成するウィンドウについて学ぶ2
  スコアエディターを開く
  表示の拡大
  音符の入力
  スコアエディターならではの入力の注意
  データの修正
  コンピューターキーボード入力
  MIDIキーボードからの入力
  MIDIキーボードからの入力の実際
 ◆リストエディター MIDIデータを作成するウィンドウについて学ぶ③
  リストエディターを開く
  数値による音符のタイミングの微調整
  ドラッグによる音符のタイミングの微調整
  値ディスプレイでベロシティを変更する
 ◆インプレイスエディター MIDIデータを作成するウィンドウについて学ぶ④
 ◆ドラムエディター MIDIデータを作成するウィンドウについて学ぶ⑤
  HALion Oneの音色を変更する
  MIDIパートの作成
  ドラムエディターを開く
  各パーツを試聴する
  クオンタイズを有効にする
  クオンタイズ設定
  パターンを入力する
  ベロシティの調整
 ◆再生してみよう
 ◆プロジェクトの保存
  プロジェクトに名前をつけて保存し、プロジェクトを閉じる

■第3章  基本操作 オーディオデータ録音/編集編
 ◆録音用新規プロジェクトとオーディオトラックの作成
  新規プロジェクトの作成
  オーディオトラックの作成
 ◆メトロノームとテンポの設定
  メトロノーム設定
  メトロノーム/プリカウントのオン/オフ
 ◆テンポの設定
 ◆オーディオ録音の準備
  端子の種類を把握する
  マイクの種類を把握する
 ◆マイクとオーディオデバイスの接続
 ◆録音
 ◆サンプルエディターでオーディオ編集をおこなう
  サンプルエディターを開く
  ノーマライズ
  波形を拡大表示してノイズを取る(無音化)
  フェードアウトでフレーズの終わりを滑らかにする
 ◆ギターの録音と編集
  ギターの接続
  オーディオトラックの作成
  ギターの録音
  参考 MIDI キーボードによるリアルタイム入力について

■第4章 新機能を使用したドラムトラック作成術
 ◆Groove Agent ONE
 ◆Groove Agent ONEを起動する
  Groove Agent ONEを表示し音色をアサインする
  パッドの試聴
  Pad Edit
 ◆単独の音色のアサイン
  キック音色のアサイン
 ◆プロジェクトにあるオーディオデータをパッドにアサインする
  その1 読み込んだオーディオパートからアサインする
  その2 サンプルエディターでオーディオファイルを切り出してアサインする
 ◆LOOPファイルをスライスして、すべてを各パッドへアサインする
  サンプルエディターで波形をスライスする
  スライスしたサンプルをパッドにアサインする
  MIDIデータに変換してスライスの再生順序を変更する
 ◆キットの保存
  キットの保存手順
 ◆Beat DesignerとGroove Agent ONEを使用したドラムパターン作成
  Groove Agent ONEをMIDIトラックにアサインする
  Beat Designerをアサインする
  Beat Designerのプリセットを読み込む
  オリジナルのパターンを作成する
  ベロシティーの一括調整
 ◆パターンをMIDIデータに変換する
  MIDIデータへの変換手順
  パターンの保存
 ◆LOOP進化論:LoopMash(Cubaseのみ)
  LoopMashを起動する
  LoopMashを表示しLOOPファイルを読み込む
  LoopMash操作の実際
  シーンの登録
  別の新しいビートを作り別のパッドへ登録する
  パッドの切り替えをプロジェクトのトラックからおこなう

第5章 VSTエクスプレッションを利用したリアルなトラック作成術
 ◆VST エクスプレッション対応の音色を「HALion One」で起動する
  新規プロジェクトとHALion Oneの起動
  VSTエクスプレッション対応の音色を検索する
 ◆VSTエクスプレッションの入力 スコアエディター編
  新規プロジェクトでMIDIパート/データを作成する
  VSTエクスプレッションを音楽記号で入力する
 ◆VSTエクスプレッションの入力 キーエディター編
  別のVST エクスプレッションの音色を呼び出す
  データを入力し、VST エクスプレッションをレーンで入力する
  Columun コンピューターの負荷を軽減させる「フリーズ」

■第6章 新機能を使用したピッチ補正およびタイミング補正
 ◆Pitch Correctでピッチを修正する
  保存したプロジェクトを読み込む
  Pitch Correctをボーカルトラックにアサインする
  Pitch Correctのパラメーターを理解する
 ◆パラメーター操作の実際
  VariAudioによるピッチ修正
  サンプルエディターを開きVariAuioでピッチを解析する
  ドラッグによるピッチ修正
  VariAudioによるタイミング修正
  MIDIステップ入力
  ピッチクオンタイズ
  なめらかピッチ曲線
 ◆フリーワープを使ったタイミング修正
  サンプルエディターを開き波形を確認する
  AudioWarpからフリーワープを開く
 ◆制作のヒント1 アレンジャートラックを使いこなそう
  アレンジャートラックを活用する
  アレンジャートラックの作成
  アレンジセクションの作成
  セクションの再生順番/回数をアレンジャーエディターで指定する
  アレンジチェーンを追加する
  チェーンを実データに変換する

■第7章 トラックプリセットを活用したミックス術
 ◆トラックプリセットを活用する
  トラックプリセットを適合するファイルを読み込む
  トラックプリセットを選択する
  ミキサーを開いてエフェクトを確認する
  サイクル再生設定
  エフェクトをオン/オフして効果を確かめる
 ◆各エフェクトのパラメーターを確認する
  DaTubeのパラメーター
  GEQ-10のパラメーター
  Cubase5indb 6 09515 4:18:59 PM
  Multiband Compressorのパラメーター
  Limiterのパラメーター

■第8章 センドエフェクトとトータルエフェクト
 ◆センドエフェクト リバーブ「REVerence」をFXチャンネルにアサインしセンドで送る
  FXチャンネルを作成しリバーブをアサインする
  リバーブのプリセットを読み込む
  リバーブ音の試聴
  ミキサーのセンドの設定
 ◆トータルエフェクト
  Multiband Compressorをマスターアウト(Stereo Out)にアサインし全体の音質/音圧を調整する
  ミキサーMaster OutにMultiband Compressorをアサインする
  Multiband Compressorのプリセットを読み込む
  制作のヒント2  オートメーションを使いこなそう
 ◆オートメーションの準備
  プロジェクトを読み込み、ミキサーを開く
 ◆オートメーションを作成する
  オートメーションの操作
  オートメーションの確認
  トラックでオートメーションを確認する
  トラックでオートメーションラインを調整する
  新たにオートメーションラインを作成する

■第9章 ミックスダウンの書き出しとマルチチャンネルの書き出し
 ◆ミックスダウンとしてオーディオファイルに変換する
  ロケーターで書き出す範囲を指定する
  オーディオCDフォーマットで書き出し設定をおこなう
  書き出し後の確認
 ◆マルチチャンネルの書き出し
  プロジェクトを開いてマルチチャンネルの書き出しを実行する
  書き出す範囲の指定
  マルチチャンネルで書き出す設定

前書きなど

 Cubaseの開発元、ドイツSteinberg社の歴史は古く、すでに設立以来四半世紀、つまり25年が経過している。その歴史はまさにミュージックプロダクションにおいてのMIDI、オーディオの歴史とぴったりと合致している。すなわちSteinbergの歴史=コンピューターのミュージックプロダクションの歴史でもあるといっても過言ではない。

 これまでの間、Cubaseシリーズは常に「もっとコンピューターベースのミュージックプロダクション

を進歩させる」べく、さまざまな開発をおこなってきている。たとえば、高速のオーディオデータ転送を実現する「ASIO(アジオ、またエーエスアイオー)」ドライバの開発と普及、そしてコンピューター内に仮想的なエフェクトやインストゥルメント(ソフトシンセ)を再現する「VST(ブイエスティー、VirtualStudio Technology)」の開発と普及などがあり、これらはすでに「業界標準」として幅広く認知されているだけではなく、ほかのコンピューターベースのソフト(DAW、デジタルオーディオワークステーション)のほとんどが、これらの規格に対応している。

 そして、2009年3月にリリースされたCubase/Cubase Studio5は単なる「機能追加」というだけでは

なく、「どのようにすれば、ミュージシャン/エンジニアが効率的に制作に臨めるか」を念頭においたバージョンアップとなっている。詳細は「新機能ダイジェスト」のページに譲るが、筆者自身も「こういうのがあったら制作がラクになるだろうな」と感じられるような機能が多数追加され、制作の現場にマッチしたバージョンアップとなっている。

 Cubaseシリーズは、長い歴史の中でもたくさんのグレード、バージョンが存在するが、本書は初心者はもちろん、「OEM版」と呼ばれる、ハードなどに付属している「Cubase LE、AI」のユーザーを対象としている。その理由は、これらのOEM版ユーザーは、付属するソフト、つまり「Cubase LE、AI」を主な目的として購入しているのではなく、「ハードのおまけ的」に手に入れるため、実際にはうまく使いこなされていないことが多いからである。「付属していたのだけど使っていない」、「使ってみたけどよくわからない」、あるいは「使っているけれど、今度のバージョンアップで何が変わったのか」、「Cubase5に興味はあるけれど、自分の制作に役立つのか」などの疑問を解消しながら、実際の制作手順や新機能を使った効率的な手法について解説している。

 また、操作画面については「Windows XP Professional Version 2002 Service Pack2」を使用している。

 Cubase5はWindows Vista(32/64ビット)にも対応しており、もちろんMacOSにも対応しているが、執筆時でのユーザー構成を考慮した結果、Windows XPとした。XPとVistaの相違は画面デザインを除いてほぼなく、Mac OS との相違は一部のメニューの配置、画面デザイン、ショートカットなどである。ユーザー環境によって多少インターフェイスが異なるが、考慮して対応していただきたい。

 なお、本文中の「Cubase」あるいは「Cubase5」はCubase バージョン5 を指し、「Cubase5/CubaseStudio5」は両グレードのことを、「Cubaseシリーズ」はシリーズ全体のすべてのグレードを指しているものとする。

版元から一言

DTM音楽制作ソフトの代表選手、Cubase5の使い方をイチから実践的にていねいに説明した本です。上位バージョンのCubase5だけでなく、廉価版のCubaseStudio5にも対応しています。また、音楽機器を買うと付属してくる無料のCubaseAIやCubaseLEにも対応していて、AIやLEからCubaseStudio5,Cubase5にランクアップしていくための方法も解説されています。今後、DTM関連ショップでのデモンストレーション等でも目にしていただく機会が増えるはず。ぜひ手元に置いて活用してください。

著者プロフィール

目黒 真二  (メグロシンジ)  (

東京写真専門学校(現・東京ビジュアルアーツ)音響芸術科卒。某楽器店でLM 商品担当として勤務。1994 年渡米し、MI(ミュージシャンズインスティテュート)ベース科に入学。帰国後、ベーシスト/ギタリストとして数々のツアーに参加。またフリーのPA/レコーディングエンジニア/シンセサイザー・マニピュレーターとして活動する傍ら、2000年よりDTM関連/楽器/機器のテクニカルライターとしても活動を始め、現在までに20冊を超える著書を執筆、そして20本を超える教則DVDに出演、また雑誌「サウンド&レコーディングマガジン」、「サウンドデザイナー」などに寄稿している。また「平池 尚」として作編曲活動もしており、これまでに「メダカのお願い/福島郁枝(セントラルレコード)」、「愛/マサキ(クラウンレコード)」などの作品がある。

上記内容は本書刊行時のものです。