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安保と原発
命を脅かす二つの聖域を問う
発行:唯学書房
四六判
362ページ
上製
定価
3,200円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2012年3月
- 書店発売日
- 2012年3月11日
- 登録日
- 2012年2月15日
- 最終更新日
- 2012年6月5日
紹介
「聖域」を作り、問いかけを拒む「中央」の権力と、その権力によって差別され、犠牲にされる「周辺」化された地域。こうした日本の近代的発展の構造が顕著に見られるのが、安保におけるオキナワであり、原発におけるフクシマである。差別と利権と惰性により守られた「聖域」の壁を打ち崩し、すべての命を尊重する社会を実現しない限り、大震災からの復興も、主権国家としての持続的発展もあり得ない。社会科学者であり、軍隊経験者である筆者が、差別と排除を生み出す強者の支配から、信頼と協力と包摂に支えられた共生の世界への道を探る。
目次
序 章 命を脅かす二つの聖域――安保と原発
第1章 安保はなぜ議論されないのか――安保聖域化の歴史的分析
第2章 軍事的抑止力の危うさ――殺人を命ぜられた者の体験から
第3章 市民運動の視点からみた歴史的展開――「平和的生存権」という理念へ向けて
結 章 安保と原発にどう向き合うか――命を大切にする見方から
補 章 2011年9月11日に思う――世界的危機と克服への希望
対 談 開沼博×石田雄 『「フクシマ」論――原子力ムラはなぜ生まれたのか』をめぐって
追記
【日本図書館協会選定図書】
上記内容は本書刊行時のものです。