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ダンナがうつで死んじゃった
発行:アニカ
四六判
192ページ
上製
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2005年5月
- 書店発売日
- 2005年5月20日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年7月22日
紹介
うつ病患者への理解と配慮を強いられる重圧、長期化する看病によるストレス・不安。冷たい言葉を放ってしまったその日、夫は自殺した。家族の苦悩を包み隠さず語った、患者の妻による手記。精神科医による解説付き。
前書きなど
大黒柱の夫がうつ病に倒れて、入院と自宅療養を繰り返す。
それまでの亭主関白から激変、情けない姿でウロウロする。
そうでなければ1日中寝ている。いつまでたっても治らない。
病気を理解し、患者に暖かく接し、辛抱強く見守る・・・
妻だからって、いつまでそれにつき合わなきゃいけないの?
病人だったら何でも許されるの?
看病に疲れて冷たい言葉を放ったその日、
夫はマンションから飛び下りた。
版元から一言
うつ病患者が辛い闘病について語る機会が増えてきましたが、看病にあたる家族の本音に接することはまだ少ないといえます。患者への理解を促す情報が世に溢れている中、介護に疲れ果て一人で苦しむ家族は多く、患者と家族の間に感情的しこりが生じることも稀ではありません。その葛藤と、自殺という最悪の事態を迎えてしまった苦悩、そして夫の自殺を乗り越えるまでを素直に吐露している、貴重な手記です。一般の人にも専門家にもぜひ読んでもらいたいと思います。
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。