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あるばむ
人には尽きない話がある
発行:アニカ
B5判
40ページ
上製
定価
1,600円+税
- 初版年月日
- 2003年7月
- 書店発売日
- 2003年7月3日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年7月22日
紹介
究極の高齢者向け絵本。紙芝居、小学校、初月給、初恋、空襲、闇市、力道山、結婚、東京オリンピック・・・など、人生の感動シーンを切り取りました。この本を開くと、どなたも楽しそうに昔の話をされます。過去を振り返ることで今の自分に誇りを持つ、回想法のツールとしてもオススメです。
目次
腹ぺこのとき
かくれんぼ
炭屋のトシちゃん
紙芝居
小学校
初月給
初恋
空襲
はりさける知らせ
闇市
あなたと一緒になった日
力道山
私たちの宝
東京オリンピック
そして
前書きなど
推薦の言葉 黒川由紀子(慶成会老年学研究所 所長)
「あるばむ」を手にとると、心の奥底に眠っていたさまざまな思い出が、からだの中で自然に息をふきかえすのを感じます。
高齢者が良き聞き手と共に思い出を振り返るサイコセラピーに「回想法」があります。人生をゆっくり回想するうちに、「つまらない人生だと思っていたけれど、案外がんばってきた」という自信が生まれてくるようです。過去を味わうことで、未来への新たな夢や希望がうまれます。懸命に生きてきた時代を、立ち止まってしみじみとふりかえる、そして大切な人に思いや体験を伝えることは、ひどく地味な活動のようでも、個人にとっても社会にとっても大きな意味があると信じます。
「あるばむ」を眺めながら、一人で感慨にふけるも良し、体験を伝えあうのも良し。若さと効率ばかりが優先される価値観をここらへんで見直し、年を丁寧に重ねることの奥深さや喜びを分かち合えたらと思います。
版元から一言
身近なおじいさん、おばあさんに幸せなひとときを贈ってください。
関連リンク
上記内容は本書刊行時のものです。