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ブッダの実践心理学 第一巻 物質の分析
- 初版年月日
- 2005年11月
- 書店発売日
- 2005年11月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2014年10月9日
目次
目次
はじめに
序文
凡例
序章 アビダンマ早わかり
I アビダンマ的なものの見方
II さあ、アビダンマの世界にアクセスしよう
第1部 物質の分析
I 物質の列挙
II 物質の分別
III 物質の起こり方
IV 物質の集まり
目次
はじめに
序文
凡例
序
章
アビダンマ早わかり
ダンマとアビダンマ
ダンマの三つの意味
パーリ語のダンマと中国語の「法」と現代日本語の「法」
アビダンマのアビって何ですか?
アビダンマはダンマより優れている?
アビダンマのダンマは「教え」
アビダンマは個々の「教え」を分かり易く分類した教科書
アビダンマは仏説ですか?
アビダンマは仏語?上座仏教の解釈
アビダンマは厳密な意味で「仏説」ではない
アビダンマを学ぶ目的
アビダンマは目的達成に無関係なものはカット
「アビダンマッタサンガハ」とその著者
I
アビダンマ的なものの見方
世俗諦と勝義諦
世俗諦はみんなで決めた真実
世俗諦はみんなで決めた約束だから
世俗諦を決める「みんな」もいろいろ
世俗諦は変わる真実
世俗諦の特色は一つ:変化すること
世俗諦は人によって異なる真実
見たもの聞いたものは変わり続ける
話の内容も世俗諦
勝義諦はそれ以上変化できない真実そのもの
世俗諦の根底にある勝義諦を見る
ウサギとライオン
勝義から見ると、ものごとは四つだけ
四つの勝義諦(心、心所、色、涅槃)
勝義諦1:心は一つ「講義する機能」だけ
心=認識するはたらき=生命
たった一つで全てを知る
一つの心が八十九種類に
勝義諦2:心所は認識すると生まれる感情
心所は五十二種類
心所は心に必ず溶けている
身体の感覚も心に生まれる心所
心所の四つの特色
特色1:同起
特色2:同滅
特色3:同所縁
特色4:同基
「我」「魂」はどこにあるの?
心にも心所にも「我」も「魂」もない
心が生まれるその場所に心所も生まれる
身体の中で認識・心が生まれない場所
心が生まれなければ心所も生まれない
同所縁と同基のポイント
勝義諦3:物質は変化する本質のもの
物質を全てのエネルギーのレベルで見る
物質は二十八種類
心、心所、物質のポイント
勝義諦4:涅槃は寂静
II
さあ、アビダンマの世界にアクセスしよう
簡単な物質世界に先にアクセスしよう
第1部
物質の分析
アビダンマでは現象を徹底的に分析し、その結果だけを述べる
論理的に明確に分析する
我々は身体・物質のことしか考えていない
身体もこころも捨てて、解脱を
知識は物質の断片
アビダンマでの物質の分析の仕方
I
物質の列挙
四大色
四大依止色
1:大色は四つ
1-1:地要素
地要素の認識
物質の突極は粒子?波動?
1-2:水要素
1-3:風要素
水と風のバランス
1-4:火要素
地水火風のはたらきを日常的に使っている
地水火風の四元素が揃わないと消滅
膨張宇宙と収縮宇宙
原子モデルで称えると喩えると
変化し続ける物質の、比較的な安定
地水火風のエネルギーは日常的に実感できる
1:地のエネルギー
2:水と風のエネルギー
3:火のエネルギー
クオークのモデルで喩えると
地水火風の割合の差でありとあらゆる「物」が生まれる
音も光も素粒子も物質エネルギー
光を認識する構造
認識した身体も変化する
地水火風の様々な組み合わせを様々に認識する
地水火風の組み合わせとその認識には法則がある
物質エネルギーとこころのエネルギーは、混ざらないけど影響し合う
変化し続けるこころと物質以外、何ものも存在しない
仏教(直観・体験)と科学(推測・概念)の違い
直観と推測と「直感」
地水火風だけ直接体験できる
科学が推測
推測と直観の論理学
真実もどき
推測と直観の取り違えは致命的
地水火風の直接体験の仕方
地と火の体験の仕方
水と風の体験の仕方
認識できないものは関係ない
2:依止色は二十四種類
2-1:浄色は五つ
浄色1:眼色
物質に対する仏教の立場
眼で認識する物は光でなく色(いろ)
浄色2:耳色
浄色3:鼻色
浄色4:舌色
浄色5:身色
2-2:境色は七つ
境色1:色(いろ)
境色2:声、3:香、4:味、5
上記内容は本書刊行時のものです。