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人間を育てる ヘルムート・エラー(著) - トランスビュー
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人間を育てる シュタイナー学校の先生の仕事

A5判
284ページ
並製
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-901510-11-0
Cコード
C1037
教養 単行本 教育
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2003年2月
書店発売日
登録日
2011年6月29日
最終更新日
2011年6月29日
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紹介

 シュタイナー教育の授業の実際とはどういうものなのか。
 ドイツ・シュタイナー学校教員養成所の代表を務めた著者が説く、1年生から8年生までの具体的な指導法。一人ひとりの子どもの発達段階を重視し、自立をうながす実践テキスト。

目次

序文   シュテファン・レーバー

第1章 親と教師の出会い
お互いの信頼関係のはじまり
はじめての父母会

第2章 入学式
はじめての登校日
はじめての授業―「君たちは学びたいからここに来たんだよ」

第3章 中心授業とエポック授業
エポック授業―一つのテーマに時間をかける
中心授業―集中とリラックス
リズムの時間/繰り返しの時間/中心授業/書く時間/お話の時間/なぜ一年生にメルヘンを語るのか/専科・練習時間・補習授業

第4章 一年生
最初のエポック授業
フォルメン線画/文字の授業/数との出会い/まとめ
担任の先生の課題
担任の先生が絵画を教える意味/「すべてのものに命が宿る話」・・大地とつながるために/「道徳的な話」―すべての子どもに役立つ練習/遊びの体育 /季節の祭壇 /クリスマスにそなえて一年生の終わりに
親のための「文章の通信簿」・子どものための「詩の通信簿」
親たちと迎える一年の終わり
一年生最後の日

第5章 親と先生の取り組み―問題が起きたらどうするか
親の協力を得るために
クラスの劇―共同体をつくる絶好の機会
シュタイナー学校のクラスの人数
生徒との間で最初の問題が起きたとき
親と衝突したら―親と先生の関係
 親の個人的な期待に応えられないとき/言いにくい不満/子どもが家で先生や学校の不満を口にしたら/授業についての不満があるとき/子どもが先生とうまくいかないとき 

第6章 二年生
始業日での再会
エポック授業
 フォルメン線画/童話と伝説―ユーモアと真剣さ/文学の授業/最初の本をみんなで読む/活字体から筆記体へ―アルファベットが手と手をつなぐ/計算力を育てる

第7章 学ぶ姿勢を忘れない・・担任の先生の内的な目標
子どもにとっての「権威」とは何か
すべてのことから学ぶ
つねに学び続ける
アントロポゾフィーの人間学 
大切なのは心の持ち方

第8章 先生たちとのかかわり
子どもの全体的なイメージをつかむために
クラスの職員会議―みんなで一つのイメージをつくる
学校の職員会議

第9章 三年生
「ルビコン」を渡る
旧約聖書の授業
エポック 
 農業のエポック―「小麦の種がパンになる」/職人と家づくりのエポック―仕事のなかの職人たちの手/生活のなかの算数―生活力のある子どもを育てる/国語の授業の新しい展開/はじめての文法/筆記体とゴチック体/自分の言葉の意味を知る/月例祭 

第10章 四年生
子どもの内面の変化
物語について―ゲルマン神話と「エッダ」
エポック
人間学と動物学・・直立と自由になった手の課題/郷土学―子どもの魂が深く呼吸するために/歴史―ある空間のなかでの時間の流れ
そのほかのエポック
四年生の終わりに

第11章 授業の準備
新しい学年に向かって
新しい週、新しいエポック
毎日の授業の準備
毎日の授業の復習
毎晩の準備―子どものイメージを思い浮かべる

第12章 五年生
中級学年への入口
新しいエポック―外に向かう目、内に向かう目
古代文明への旅―歴史のエポック/ギリシア神話の世界/植物学―自然のなかの叡智
そのほかのエポック
最初の移動教室

第13章 六年生
十二歳の心とからだの大きな変化
そのほかのエポック
新しいエポック―外の世界に目を向けさせる
 最初の物理/最初の鉱物学/幾何学―コンパスと定規を使って/白黒線描―ふたたび光と闇に取り組む
まとめ―生徒と先生の変化

第14章 七年生 
生徒の心と外見
新しいエポック―世界像を完成させる
 最初の化学/栄養学と健康学/さまざまな国の民族学―現代人のために大切なテーマ
そのほかのエポック

第15章 八年生
なぜ八年間も同じ先生に学ぶのか
人間学から見た若者の状態
人体解剖学のエポック
気質学―国語の授業で文体を学ぶ
 授業のなかでの気質の表現/最初の現象学/気質と文章の様式/気質どうしの影響
そのほかのエポック
八年間のまとめ
八年生のクラスの劇/研究発表/担任との別れ 
クラス担任のための一年間の休暇

第16章 おわりに

解説 鳥山敏子


参考文献

訳者あとがき

著者プロフィール

ヘルムート・エラー  (Helmut Eller)  (

1935年、ハンブルク生まれ。ドルナッハ・シュタイナー教育教員養成ゼミナール卒。ドイツのシュタイナー学校での担任を経て、1988年よりハンブルク・シュタイナー学校教員養成ゼミナールの代表として、シュタイナー教育の普及に力を注ぐ。現在は退職し、世界各国で精力的に講演活動を行なう。専攻は気質学。

上記内容は本書刊行時のものです。