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ディスコミュニケーションを生きる 池田 太郎(著) - 子どもの未来社
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ト・日     書店
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ディスコミュニケーションを生きる (ディスコミュニケーションヲイキル)

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新書判
176ページ
並製
定価 780円+税
ISBN
978-4-901330-51-0   COPY
ISBN 13
9784901330510   COPY
ISBN 10h
4-901330-51-9   COPY
ISBN 10
4901330519   COPY
出版者記号
901330   COPY
Cコード
C0236  
0:一般 2:新書 36:社会
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2005年1月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2019年8月28日
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紹介

コミュニケーションで人生を満たすことに躍起になっていないだろうか。国際関係でも日本の社会でも、夫婦間や親子間でも、あるいは自分自身のなかでさえ、コミュニケーションはうまくいっていない。
人間と人間が向かいあうところ、かならずすれ違いや疎外、ディスコミュニケーションが生じる。いま日常を生きるとは、コミュニケーションを当然のものとするのではなく、ディスコミュニケーションの海を航海すること、ディスコミュニケーションを抱えながら他者へ自己へとまなざしを向けることのなのだ。

目次

第1章 街のディスコミュニケーション
第2章 学校のディスコミュニケーション
Intermission
第3章 自分とのディスコミュニケーション──小松川事件
第4章 映画に見るディスコミュニケーション
終章 ディスコミュニケーションにこそ明日がある

前書きなど

 人生の大半はコミュニケーションの成り立たない状態、違和感の連続、ディスコミュニケーションの海を航海することであって、わたしたちはディスコミュニケーションから意識的な人生をはじめる。それを腹に抱えて生きるならば(「腹に抱えて」は亡きカウンセラー、加藤ハルエ氏の言葉)、そこには生きるリアルな感覚が生まれ、だからディスコミュニケーションには明日がある。
 崩壊した家庭で育ったわたしにとって、ディスコミュニケーションはハナっから生きる空気のようなものだった。これはしかし、けっして打ち解けられるものではないし、慣れ親しむわけにもいかず、わたしはいつもディスコミュニケーションの海を泳ぎ、かつ戦ってきた。

版元から一言

コミュニケーションを当然とする集団は人間不在である。人間と人間が向かい合うところ、必ずすれ違いや疎外、ディスコミュニケーションが生じる。いま日常を生きるとは、ディスコミュニケーションの海を航海することだ。

著者プロフィール

池田 太郎  (イケダ タロウ)  (

1940年生まれ。東京学芸大学教育心理科卒。東京都公立小学校教員(知的障害、情緒障害学級)として31年間勤める。途中から映画、テレビ、舞台の脚本を書きはじめる。日本シナリオ作家協会シナリオコンクール入選。城戸賞準入選。日本シナリオ作家協会員。
映 画:日活ロマン・ポルノ数本、「ひかりごけ」(熊井啓監督/共同脚本)、 「愛する」「日本の黒い夏・冤罪」(ともに熊井啓監督/脚本協力)、「おにぎり」(斎藤耕一監督/共同脚本)
テレビ:「鬼平犯科帳シリーズ」「死刑台のロープウェイ」ほか
舞 台:「世紀末同窓会」「辻立ち路通・芭蕉異聞」「わが山月記」ほか
著 書:『こんとん君立ちなさい 太郎先生の特殊教育漂流』(有斐閣新書)、『カウンセラー』(有斐閣選書/共著)、『心理臨床家の目指すもの』(金剛出版/共著)

上記内容は本書刊行時のものです。