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南極料理人の悪ガキ読本
北海道旨いぞレシピ付き
- 出版社在庫情報
- 在庫僅少
- 初版年月日
- 2004年4月
- 書店発売日
- 2004年4月7日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
ベストセラーを記録し、映画化もされた新潮文庫『面白南極料理人』(映画「南極料理人」、09年8月全国公開)の著者が、懐かしくも恥ずかしい北海道での青春の日々をセキララにつづった青春エッセイ。
「大笑いしたくなる愉快な青春追憶エッセイ。北海道の昭和30年代の生活や風俗がとても懐かしい」と、作家・佐々木譲さんも絶賛した青春追憶記は、爆笑必至の面白さです。カバーと本文のイラストは、北海道下川町在住の漫画家・はた万次郎さんが担当。ほのぼのとした独特のタッチが、郷愁を誘います。
さらに、南極観測基地と海上保安庁巡視船で鍛えたワザを駆使して生み出した「北海道うまいぞ&ざまみろレシピ」40品も満載した、悪ガキ南極料理人の世界を満喫できる一冊です。
目次
〈第1章…悪ガキと婆ちゃんの三平汁〉
悪ガキ、停園処分を受ける/婆ちゃんと二人で長い夏休み/婆ちゃんの手作りバター/ホェー、牛乳から豆腐ができた/辛味激烈、山ワサビ/激走母豚 地獄の雄叫び/親豚・子豚がプッカプカ/着衣ボロボロ粉塵爆発/賛否両論、赤飯に甘納豆/三平汁の試練/海苔の佃煮
〈第2章…氷点下のフライング的アホ馬鹿思考〉
厳寒の未知の街へ/消しゴムおババと、おーい中村君/婆ちゃんが非常勤インストラクターに/頼もしい我が知恵者/婆ちゃんの伝統食と母の台所革命/雪の城を巡る悪ガキ対決/やかん攻撃、血の道お婆/チキンライスだけ電気釜/婆ちゃん炒飯の逆襲/男湯と女湯の微妙な境い目
〈第3章…妹と冷蔵庫がやってきた〉
線香花火と夜のオホーツク/一人引き網人間トロール/妹と冷蔵庫がやってきた/ボーイスカウトとフルーツ歯磨き/サナダムシとチョコレート/厳寒の牛乳配達大作戦
〈第4章…詰め襟の学生服着て色気づく〉
愛しのみちこさん/薄幸の美少女エヴァンジェリン/真っ赤に燃えた太陽だから/雪スケートでビートルズ/健さんに会えるかも/聖しこの夜にペットを喰った/この魚を誰にまかすべか/友情から生まれたまこと真実/高文連北見地区演劇大会事件
〈第5章…大人になっても気分は悪ガキ〉
初めての独り暮らし/弁当は人生を支配する/夢で逢えたら/漫画党から活字派へ/網走のキンキン/サンマが港に刺さってた/南極でカラシメンタイコ
エピローグ…スローフードがなんぼのもんじゃい
版元から一言
「南極料理人」で知られる著者が、昭和30年代の北海道で過ごした幼年期から少年期までの悪ガキぶりをセキララにつづった青春追憶記です。新潮文庫版では語られていない爆笑エピソードがてんこ盛りの、南極料理人ファン必見の1冊。
関連リンク
追記
映画「面白南極料理人」(2009/日本/ヴィスタビジョン/DTSステレオ)
公式HP:http://nankyoku-ryori.com/
配給:東京テアトル
監督・脚本:沖田修一
原作:西村淳『面白南極料理人』、『面白南極料理人 笑う食卓』
撮影:芦澤明子
音楽:阿部義晴
主題歌:ユニコーン『サラウンド』
キャスト:堺雅人、生瀬勝久、きたろう、高良健吾、西田尚美、豊原功補ほか
上記内容は本書刊行時のものです。
