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消えた琉球競馬 梅崎晴光(著) - ボーダーインク
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消えた琉球競馬 (キエタリュウキュウケイバ) 幻の名馬「ヒコーキ」を追いかけて (マボロシノメイバ「ヒコーキ」ヲオイカケテ)

歴史・地理
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四六判
344ページ
並製
定価 1,800円+税
ISBN
978-4-89982-233-2   COPY
ISBN 13
9784899822332   COPY
ISBN 10h
4-89982-233-2   COPY
ISBN 10
4899822332   COPY
出版者記号
89982   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2012年11月
書店発売日
登録日
2012年11月9日
最終更新日
2012年11月19日
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書評掲載情報

2013-01-27 産經新聞
評者: 北上次郎(評論家)
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紹介

琉球・沖縄で行われていた競馬は「馬追」(ンマウーイ)「馬勝負」(ンマスーブ)などと呼ばれて、宮古馬などの小柄な沖縄在来馬が、速さを競うのではなく、足並の美しさを競った優雅な競馬である。馬具に華麗な装飾を施し、直線走路で美技を競い合う独自のスタイルが、琉球王朝時代から戦前まで約三〇〇年間、連綿と受け継がれて、沖縄人・ウチナーンチュを熱狂させた。昭和初期には、「ヒコーキ」という不世出の名馬が琉球競馬の頂点に立ったと伝えられる。だが今、その詳細は、どこにも明かされていなかった。何故、琉球の競馬は消えてしまったのだろうか? 名馬「ヒコーキ」はいずこへ……。

現役の競馬記者が沖縄各地の馬場跡を訪ね歩き、沖縄人も忘れ去った歴史と文化を掘り起こしたノン・フィクション! 沖縄の近代史を駆け抜けた琉球競馬の世界が蘇る!

目次

プロローグ  10

第一章 幻の琉球競馬 
   琉球競馬との出合い/平良真地の大競馬/琉球競馬とは/独特な走り方/競馬の仕組み/沖縄の馬場/最後の名馬「ヒコーキ」

第二章 山原、中頭馬場巡り  
   蔡温がたたえた馬勝負― 今帰仁/在りし日の今帰仁の競馬 /ヒンプンガジュマルは馬場だった―名護/馬所読谷の宮古馬/琉球競馬の名人・屋良朝乗―読谷/馬場は基地の中―嘉手納、北谷/歴史に翻弄された松並木―宜野湾

第三章  琉球競馬の歴史
   琉球馬の進貢/琉球競馬の記録/琉球競馬の背景/農民の競馬/馬の事件/馬の商売/伝説の名馬 野国青毛と仲田青毛/二つの馬の絵画の謎/琉球競馬の伝道者

第四章 那覇、首里馬場巡り  
   馬主必勝祈願―上間/古波蔵の祝賀競馬/潟原の馬場/ジュリ馬スネー/新暦の行事として行われた競馬/蘇ったいにしえの馬場―識名/首里八景の御料馬/首里城の群馬

第五章 島尻馬場巡り  
   王朝から拝領された馬場―具志頭/フェアウェイになった馬場―玉城/伝説の調教師・松嘉那―南風原/古戦場だった馬場―大里/三山時代から続いた馬場―豊見城/「陸のハーリー」―東風平/糸満馬場巡り 

第六章  琉球競馬の終焉
   「ヒコーキ」のしっぽが見えた……か/高級住宅地になった馬場―北中城/十五夜の馬勝負―胡屋/ブリュンマの風俗画―石川/琉球競馬の終焉/琉球馬の最期

第七章  「ヨドリ与那嶺小」と「ヒコーキ」が歩んだ道 
   「ヨドリ」の謎/遺念火の出た馬場―具志川/ヤナムンの出た馬場―知花/知花の花織/ついに分かった「ヨドリ」の意味/ミツさんの思い出/ 「ヨドリ与那嶺小」の歴史/沖縄を駆け巡った「ヨドリ与那嶺小のヒコーキ」/消えた「ヒコーキ」/「父のかけがいのない宝物…」/ようどれから平良真地へ

番外編  島々の名馬ものがたり 伊江島、石垣島、宮古島編

   伊江島 波瀾万丈!マーパラシェ/戦時下の馬/戦後の歩み
   石垣島 赤馬の時代/馬行事/希代の快速馬と「馬のタン」
   宮古島 人頭税廃止と競馬/ヌーマピラス/伝統を受け継ぐ宮古馬/名馬「恒雄コーザ」

版元から一言

沖縄に競馬があったというと多くの人が驚く。沖縄人さえも忘れ去った近代史を、現役の競馬記者が、執念で追いかけた、話題のノン・フィクション。

著者プロフィール

梅崎晴光  (ウメザキハルミツ)  (

1962年東京・高円寺生まれ。86年、スポーツニッポン新聞(スポニチ)入社。90年からJRA中央競馬担当。

上記内容は本書刊行時のものです。