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あーはっはっはっ!津嘉山荘の千代ちゃん
宮古島・農家民宿の名物かぁちゃん物語
- 初版年月日
- 2008年4月
- 書店発売日
- 2008年4月21日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
本書は宮古島のグリーンツーリズムの宿として、また地元の食材を使ったスローフードの宿として、全国各地から旅行者が訪れる『農家民宿 津嘉山荘』の〈名物かあちゃん〉津嘉山千代さんの豪快な笑顔と料理の裏に秘められた波瀾万丈な半生記。著者は、オリジナルレシピで農林水産省大臣賞を受賞、特産品作りで国土庁長官賞を受賞、また宿としてグリーンツーリズム大賞を受賞するなど、新聞、テレビ、雑誌などのマスコミにも数多く取り上げられている〈島の有名人〉。またその明るいキャラクターで、訪れる旅人たちに強烈なインパクトを残して、全国各地に千代ちゃんファンもいるほどの人気者。タイトルの「あーはっはっはっ!」は、彼女のトレードマークとなっている笑い声。しかし著者がこのように島のグリーンツーリズム、スローフード活動の実践者として注目を浴びるまでに、数多くの試練を乗り越えてきました。
目次
第一章 ナツミー千代の思い出
来間島に生まれる
クリマガー(来間川)での水汲み
スムヤマのオジー
ウプカーラの道
三匹のキビナが泳ぐダンゴ汁
初めてのお母さん
みゃーく今昔コラム 来間島・ヤーマスのきずな
第二章 二度の手術を乗り越えて
亡くなった母の声
生活保護を受けながらの暮らし
肉食からグルテンへ
二度目の手術
少年院でのボランティア
みゃーく今昔コラム 方言札、その後
第三章 「農家民宿 津嘉山荘」の日々
宮古島へ帰る
台風から生まれた「パパイヤの甘酢漬け」
女性起業家グループ、奮闘中
農家民宿 津嘉山荘」の誕生
津嘉山荘の食卓
ラフテーが光った! 農林水産大臣賞
いつのまにか実践していた「グリーン・ツーリズム」
土ノリ料理 黒糖づくり
津嘉山荘の不思議なお客さんたち
その1 ホピ族とグルテンのフライ その2 仙人との約束
第四章 夢はいつでも花開く
ボランティア・週末里親・スクールカウンセラー・子どもお料理教室
喜順オジーの死
「千代ちゃん基金」で蚊帳をもらう
二代目誕生とご隠居さん?
六十二歳からのバスガイド
スローフード協会「宮古支部」を作りました
ディングディングの「家内和合」
津嘉山荘は野球一家
粟国島での再会
人生に無駄なことはない
版元から一言
訪れる旅人が元気になる、グリーンツーリズム、スローフードの名物宿 「農家民宿 津嘉山荘」の名物かあちゃんの、豪快な笑顔と料理の裏に秘められた波瀾万丈な半生記である本書は、新たな〈宮古本〉として幅広い読者の目にとまればと考えています。
上記内容は本書刊行時のものです。