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ハンセン病だった私は幸せ 金城幸子(著) - ボーダーインク
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ハンセン病だった私は幸せ (ハンセンビョウダッタワタシハシアワセ) 子どもたちに語る半生、そして沖縄のハンセン病

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A5判
並製
定価 1,400円+税
ISBN
978-4-89982-118-2   COPY
ISBN 13
9784899821182   COPY
ISBN 10h
4-89982-118-2   COPY
ISBN 10
4899821182   COPY
出版者記号
89982   COPY
Cコード
C0023  
0:一般 0:単行本 23:伝記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2007年5月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2015年8月22日
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紹介

「こんにちは、幸子オバアです」病気を隠し続けた苦難の日々、そしてハンセン病違憲国賠訴訟―。ハンセン病回復者の「語り部」として活動を続ける著者が、子どもたちに語る、命の尊さと生きる希望。生みの親を早く亡くし、幼くして街に捨てられた金城幸子は、自分を拾ってくれた育ての母のもとで、 愛情を受けながら子ども時代を過ごす。8歳でハンセン病を発症し、母と離ればなれの療養所生活が始まった。 岡山の高校への進学、本土での生活、結婚、出産を経ながらも、夫にすらハンセン病のことを隠し続ける毎日が続いた。多くの回復者たちが立ち上がった「ハンセン病違憲国賠訴訟」に、幸子もかかわることとなる。自分の人生を歩み直すために。そして人間回復を目指して-。沖縄では、ハンセン病に関する制度などが、本土のものとは大きく違っていた。 沖縄戦下、米軍による療養所の空襲。米軍統治下においては本土とは異なる法制度が取られ、物資が慢性的に不足し、また医者や薬品も不足していた。戦後沖縄におけるハンセン病史を学び、知るためにも必読の書である。

 

目次

はじめに    第一章 出生からハンセン病発症まで    第二章 沖縄愛楽園での生活
    第三章 岡山の高校へ進学、九州での就職     第四章 沖縄に戻り、結婚、出産。そして再入所     第五章 国家賠償訴訟を経て、未来へ あとがき 資料編 ハンセン病をもっとよく知るために

著者プロフィール

金城幸子  (キンジョウ サチコ)  (

1941年生まれ。1998年に提訴されたハンセン病違憲国賠償訴訟で沖縄愛楽園原告副団長を務める。現在はうるま市に住み「ハンセン病回復者語り部」として講演などの活動をしている。

上記内容は本書刊行時のものです。