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「手紙屋」
僕の就職活動を変えた十通の手紙
- 初版年月日
- 2007年8月
- 書店発売日
- 2007年8月15日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
社会という名の大海原に船出するあなたへ。
大切なのはどんな船に乗るかではなく、
航海の目的だ。
主人公と一緒に働くことの意味を見つめなおす本。
ベストセラー「賢者の書」「君と会えたから……」で
読者を感動の渦に巻き込んだ喜多川泰、待望の最新作!
はたして、謎の「手紙屋」の正体は?
就職活動に出遅れ、将来に思い悩む、平凡な大学4年生の僕はある日、書斎カフェで奇妙な広告とめぐりあう。その名も『手紙屋』。たった10通の手紙をやりとりすることであらゆる夢を叶えてくれるというのだ。
平凡な人生を変えたい!目に見えないけれど確実に立ちはだかる壁を取りのぞきたい!
そんな思いに突き動かされるように、僕は『手紙屋』に手紙を書き始めた……。
働くことの意味とは? 真の成功とは? 幸せな人生とは?
明日をよりよく生きたいあなたへ贈る感動作。
「物々交換」「自分に向いているものを探さない」「思いどおりの人生を送る」「あなたの称号」etc.明日を変える10の教え。
目次
「手紙屋」
僕の就職活動を変えた十通の手紙
第一期目的なき船出
大人になろうとする勇気を持てずに現実に目をつぶり、笑っていられた日々
一通目の手紙 『物々交換』
二通目の手紙 『あなたの称号』
三通目の手紙 『天は自ら助くる者を助く』
第二期 挫折、そして成長
自分の人生と真剣に向き合い始めたときに変化は起こる
四通目の手紙『思いどおりの人生を送る』
五通目の手紙『ある人の人生』
六通目の手紙『自分に向いていることを探さない』
第三期 もっと高いところへ
すべての人はきっかけ一つで成功者の道を歩み始めることができる
七通目の手紙『急がば回れ』
八通目の手紙『あなたの成功は世界を変える』
九通目の手紙『自分を磨き、行動する』
第四期 人生の始まり
意志を強く持った旅人は旅立ちと共に目的地にたどり着いたも同然だ
十通目の手紙『人生の始まり』
エピローグ 七年後
あとがき
前書きなど
目先の就職活動の成否よりもその先に待っている人生を、自分らしく生きることのほうがはるかに大切なことです。そのことを、僕が伝えたかった学生の彼のみならず、彼と同じ年齢の人たちや、同じことで悩んでいる人たちに感じてもらいたい。将来のこの国を担う若い人たちに伝えたい。その一心でこの作品を執筆しました。(略)
今度はこれを読んだあなたが、将来あなたが出会う人たちの声援を聞いて大きな壁を乗り越える番です。もちろん、僕もその中の一人として声をからして応援します。
明るく、元気に、あなたらしく。そして…どこまでも! 走り続けてください。
(「あとがき」より抜粋)
版元から一言
不思議なたたずまいの書斎カフェ『書楽』で展開される冒頭シーン。僕と手紙屋との間でかわされる、深くあたたかく、ときに厳しいメッセージ。時間を忘れて一気読みしてしまう原稿でした。数々の『手紙屋』の文面に心をわしづかみにされ、クライマックスではこらえきれずに涙が……。学生の方、就職・転職活動中の方はもちろん、人生を見つめ、より真剣に、より幸せに生きたい、そんな思いをいだいている方は必読です!
上記内容は本書刊行時のものです。