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「社共合同」の時代
戦後革命運動史再考
発行:同時代社
A5判
580ページ
定価
5,800円+税
- 書店発売日
- 2019年3月26日
- 登録日
- 2019年2月6日
- 最終更新日
- 2019年2月25日
書評掲載情報
2019-05-19 | 毎日新聞 朝刊 |
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紹介
忘れられた戦後革命史
一九四八年一二月一三日、青森県で共産党と社会党が合同大会を開催し、統一革命党をめざす「社共合同」始まった。なぜ、青森県で? それは戦後革命史にどう位置づけられるのか。「〝社共合同〟のプロデューサー」といわれた伊藤律、社会党から共産党に移った大沢久明、共産党で大沢を迎えた津川武一ら関係者の証言を丹念に拾い、「社共合同」の実態を明らかにし、その歴史的意味を問う。
目次
序章 社共合同とはなにか
第一部 社共合同の形成と展開
第一章 人民戦線の模索/第二章 救国民主連盟と共産党
第三章 人民戦線から社共合同へ/第四章 社共合同路線の成立
第五章 社共合同の展開
第二部 社共合同の地域的構築
第六章 青森県社共合同前夜/第七章 青森県社共合同の誕生
第八章 青森県社共合同の拡大/第九章 青森県社共合同の行方
第一〇章 青森社共合同の思想
第三部 社共合同の彼方
第一一章 社共合同の全国的展開/第一二章 社共合同の東北的展開
第一三章 コミンフォルムと党分裂/第一四章 六全協とスターリン批判
終章 戦後日本と地域社会の中の社共合同
上記内容は本書刊行時のものです。