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品切れ・重版未定
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:あり(自社)
大阪空襲訴訟は何を残したのか
伝えたい、次世代に
A5判
61ページ
並製
定価
648 円+税
712.8 円(税込)
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2015年8月
- 書店発売日
- 2015年8月7日
- 登録日
- 2015年7月28日
- 最終更新日
- 2024年4月25日
書評掲載情報
2016-01-17 | 毎日新聞 |
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紹介
本書は、大阪の空襲被災者が提訴に至るまでを追った『大阪空襲訴訟を知っていますか』、提訴から一審判決までの闘いを記した『空襲被害はなぜ国の責任か』に続く第3弾で、一審判決から最高裁で上告が棄却されるまでの総括編。
敗訴したとはいえ、この裁判で得たものは何だったのか。
戦時中の国策の問題点を明らかにした判決の内容を詳しく解説。
再び戦争被害で苦しむ人が生まれないようにという原告の願いをこめた闘いの記録。
目次
はじめに
第1章 届かなかった空襲被災者の訴え
上告棄却
集団提訴までの道のり
空襲の記憶はないが……
不当判決
審理2回で結審
「全国空襲連・大阪」として
第2章 原告は何を訴えたか
思いを伝える最終弁論
せめてもの願い
なぜ日本政府を訴えるのか
戦後補償の「三つの壁」
あと一歩での敗訴―無意味ではなかった
第3章 戦時中の国策を問う判決
戦争損害受忍論は採用しない―最高裁判例を修正
防空法―逃げずに火を消せ
情報統制と安全神話、相互監視
疎開は禁止/防空壕は床下に
「多大な労苦」を認定
あとがき
【資料】「大阪空襲訴訟」関連年表
上記内容は本書刊行時のものです。