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砂糖園の子
発行:彩流社
四六判
160ページ
上製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2000年9月
- 書店発売日
- 2002年2月20日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2019年5月29日
紹介
ブラジル版、“失われた時を求めて”!ブラジル北東部の広大な砂糖園を舞台に、母の死の悲しみ、身体への不安と苦痛、性への衝動…。失われし幼年時代の想い出をプルースト流に描く自伝的小説の傑作。本邦初訳。「本書、『砂糖園の子』を含めた、『やんちゃ』、『バングー』、『黒人少年リカルド』、『製糖工場』および『消えた火』の六編は、レーゴ自身が称した《砂糖黍連作》に当たる。いずれもブラジル北東部の家父長的、封建体制の基盤が揺るぎ始めた斜陽期における砂糖園を描いた長編の大河小説である。『砂糖園の子』はその導入部を成す。作品は三人称で書かれているものの、自伝的要素が大きい。そして、《砂糖黍連作》をいわば統合した作品と解されているこの連作の棹尾を飾る『消えた火』と並んで、最高傑作と言われる。」(本書「ジョゼー・リンス・ド・レーゴの『砂糖園の子』の世界」より)
版元から一言
ブラジル文学 ラテンアメリカ文学
上記内容は本書刊行時のものです。