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崔曙海作品集 脱出記 崔 曙海(著) - 海風社
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崔曙海作品集 脱出記 (チェ・ソヘ サクヒンショウ ダッシュツキ)

文芸
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発行:海風社
B6判
232ページ
定価 1,900円+税
ISBN
978-4-87616-018-1   COPY
ISBN 13
9784876160181   COPY
ISBN 10h
4-87616-018-X   COPY
ISBN 10
487616018X   COPY
出版者記号
87616   COPY
Cコード
C0397  
0:一般 3:全集・双書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年8月
書店発売日
登録日
2012年7月12日
最終更新日
2012年8月6日
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紹介

1920年代、日本の朝鮮植民地政策が露骨化し、満州事変へと軍靴が高鳴る中、次々と生まれ出た崔曙海の「貧困文学」。その代表作11篇の翻訳をまとめた初めての書。
また「崔曙海文学の世界-批判的写実主義からプロ文学へ-」と題された解説は訳者の翻訳の師でもある児童文学評論家の韓丘庸氏が書いている。
この解説は、崔曙海(チェ・ソヘ)とその作品の紹介だけにとどまらず、近代朝鮮文学史を紐解く上での良好なテキストとなっている。

目次

故国/拾参円/脱出記/パクトリの死/飢餓と殺戮/洪水の後/白琴/毛布/金魚/紅焔/新しい道を歩む/解説 韓 丘庸(ハン グヨン)/崔 曙海 年譜

前書きなど

あとがき
 崔曙海がその短い生涯を全速力で駆け抜けるように亡くなってから、今年でちょうど八十年になる。この節目の年に、この短篇集を出せることになり、ひちしお感慨深いものがある。
 朝鮮の近代文学に出会い、崔曙海の作品に出会ってから、彼の実体験から湧き出るような、腹の底から絞り出すような作品をなんとか日本語に翻訳してみたいとの思いが募ってきた。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 曙海の作品は貧窮を素材として窮乏に喘ぐ庶民の生活描写が主流をなしていて、主として三種の傾向が認められる。先ず、祖国で生活の場を失って間島へ流浪する貧乏な庶民を描いた作品があり、次に咸鏡道地方の田舎を背景に無識で貧乏な労働者や雑役夫の生活を描いた作品がある。三番目に雑誌社の周辺を徘徊する文人たちの貧窮相を描いた作品がある。
 曙海の貧困文学は目的意識的なものではなく、作家自身の体験と生理から湧き出た自然発生的なものであり、彼の簡潔で直線的な文体によって、いっそう力強く訴える力を持っている。

版元から一言

「朝鮮のゴーリキー」と賞賛された崔曙海(チェ・ソヘ)没後80年を記念して代表作11篇を一挙紹介!

著者プロフィール

崔 曙海  (チェ ソヘ)  (

1901年1月21日、咸鏡北道城津に生まれる。
1917年、故郷を離れ、間島に行く。
1918年、『学之光』に詩を3篇発表。
1920年、結婚。すぐに離婚し、結局4度結婚する。
1921年、娘、白琴が生まれる。
1923年春、間島から帰国。
1924年、貧しさのため一家が離散。
1924年11月、京畿道楊州郡榛接面の奉先寺に身を寄せる。
1925年、奉先寺を離れる。
1925年2月、ソウルの東大門外の龍頭里168の1番地にある方仁根宅に下宿する。
1927年、朝鮮文壇社に入社するも、すぐに退社する。
1927年、長男、白が生まれる。
1929年、中外日報の記者になる。
1930年、中外日報が倒産。
1930年、次男、澤が生まれる。
1931年、毎日申報の学芸部長を務める。
1932年6月末、鍾路区寛勲洞の三乎病院に入院する。
1932年7月9日、死亡。

鳥生 賢二  (トリウ ケンジ)  (

1942年 愛媛県生まれ。翻訳家
天理大学卒業、朝鮮近代文学専攻
「朝鮮学会」会員 「北十字星文学の会」会員
訳書に、『黄順元短篇集―にわか雨』(槿蘭文化社)
『玄鎮健短篇集―運のいい日』(槿蘭文化社)
などがある。

上記内容は本書刊行時のものです。