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出版者情報
新TOEIC TEST実力診断模試2
- 初版年月日
- 2006年11月
- 書店発売日
- 2006年11月1日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
弱点を診断してスコアを予測する模試1回分(200問)を精選し収録しました。すべての問題に選択肢ごとの正答・誤答率を示し、間違えた問題からもフィードバックが得られます。部分改訂された最新のPart 6(【3文書・12問】から【4文書・12問】)にも対応。CD付き。
前書きなど
《はじめに》
2006年5月から実施されている新フォーマットのTOEICは、Listeningでは4種類の英語音(米、英、カナダ、オーストラリア)の導入、会話やパッセージの長文化、ReadingではPart 6の全面リニューアル、Part 7でのダブル・パッセージの導入など、従来とはかなり異なる試験形式になりました。しかも、移行後わずか4か月の9月の試験からはPart 6が部分的に改訂され、【3文書・12問】から【4文書・12問】に変更されました。本書は、この部分改訂にもいち早く対応した最新のTOEIC模擬問題集です。
本書には、「TOEIC指導の全国最優秀校」エッセンス イングリッシュ スクールの日米990点講師陣が本試験を随時受験し、最新の出題傾向を反映させて作成した、きわめて信頼性の高いTOEIC模擬問題(200問)を収めてあります。従来と変わらないPart 1、5、そして7のシングル・パッセージに加え、新フォーマットで初めて登場したParts 3-4、6-7の新形式の問題についても模擬問題の作成と並行して学内でパイロット・テストを行い、問題の精度を高めるとともに、新フォーマットでの変更点が受験者のスコアにどのような影響を与えるかを「事実」として把握し、読者の皆さんへフィードバックしています。「TOEICの本試験に限りなく近い」最新の問題をそろえ、200問のすべての選択肢について正答率だけでなく誤答率を示し、解答分析、トラップ分析を行った、類書に例を見ないTOEIC模擬問題集となっています。
エッセンスでは何千人もの英語学習者にTOEIC受験ストラテジーの指導を行ってきました。そして、TOEICがどのようにして受験者の誤答を引き出そうとするか、受験者はなぜ誤答に導かれてしまうのか、どうすればその過ちを防ぐことができるのか―この3点にこそTOEIC攻略の鍵があると考えてきました。私たちはこれらの疑問を解くために、良質な模擬問題を数多く作りつつ、TOEIC問題作成者の視点に立った誤答分析、解答分析を徹底して行いました。作成した模擬問題を実際に試行し、その解答分布がTOEICの本試験に限りなく近づくまでに改良を重ねるという努力を繰り返してきた結果、上記3つの疑問に対する明確な答えを出すとともに、まったく独自のEBS(evidence-based strategies)を開発するに至りました。そのすべてを明らかにするために、『新TOEIC(R) TEST実力診断模試』シリーズとして刊行を続けています。
執筆者が実際に教鞭をとっていることも本書の質を支えています。教えることを通じて私たちは、学習者[TOEIC受験者]のニーズに精通しています。エッセンスは、良質な問題を用いた実戦的な授業で受講生の成績を伸ばし、その実績が評価されて「全国最優秀校」に選出されました。このノウハウは本書にも凝縮されているので、スコアアップのために必ずお役に立てると確信しています。新シリーズの1冊目である『新TOEIC(R) TEST実力診断模試』とともにご愛用ください。皆さんの目標の実現にお役に立てることを心から願っています。
本書では、主要スタッフ(担当編集者の奥村さん、エッセンスの小林先生、神崎先生、谷田部先生/4人ともTOEICスコア990)に加え、エッセンス教務部長の松村さんにも活躍していただきました。心から感謝の意を伝えます。
2006年10月
エッセンス イングリッシュ スクール
学校長 中村紳一郎
上記内容は本書刊行時のものです。