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ポスト・オリエンタリズム 新装版 ハミッド・ダバシ(著) - 作品社
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ポスト・オリエンタリズム 新装版 (ポストオリエンタリズムシンソウバン) 新装版 テロの時代における知と権力 (テロノジダイニオケルチトケンリョク)
原書: Post-Orientalism: Knowledge and Power in a Time of Terror

哲学・宗教
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発行:作品社
四六判
384ページ
並製
定価 4,000 円+税   4,400 円(税込)
ISBN
978-4-86793-157-8   COPY
ISBN 13
9784867931578   COPY
ISBN 10h
4-86793-157-8   COPY
ISBN 10
4867931578   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0010  
0:一般 0:単行本 10:哲学
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2026年4月22日
最終更新日
2026年8月4日
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紹介

■緊急復刊■
イラン出身で米在住の越境的知識人による、新たなる古典!

さらに混迷を深める中東‐西洋の関係を、サイードの思想やポストコロニアリズムを超えた、新たな歴史的視座で分析する。

「ダバシの思想に注目が集まっているのは、ダバシが、在米イラン人であり、イランの宗教文化の研究者であるのみならず、欧米の政治家や思想家らの中東認識に通暁しているからである。[…]本書『ポスト・オリエンタリズム』が、サイードの名著『オリエンタリズム』を受け継ぐと同時に、中東出身で在米の批判的・越境的知識人というサイードその人のポジションを受け継ぐものである」――「新装版への訳者あとがき」より

【目次】
日本語版序文 翻訳可能性にさらされた亡命
ペーパーバック版への序文

序章 テロの時代における知と権力
第1章 亡命知識人について
第2章 ゴルトツィーエル・イグナーツと
第3章 私はサバルタン主義者ではない
第4章 主体の創造的な危機
第5章 巡礼者たちの旅(天路歴程)――革命家の越境について
第6章 内方浸透――エージェンシーなき知、ヘゲモニーなき帝国
第7章 新たなる有機性にむけて
結論 対話者を取り替える

日本語版解題 〈世界〉思想を求めて――越境的知識人ハミッド・ダバシを東アジアで読む(早尾貴紀・洪貴義)
原注
索引
新装版への訳者あとがき

目次

日本語版序文 翻訳可能性にさらされた亡命
ペーパーバック版への序文

序章 テロの時代における知と権力
第1章 亡命知識人について
第2章 ゴルトツィーエル・イグナーツと
 オリエンタリズムをめぐる問題
 ゴルトツィーエルとサイード
 『ムスリム研究』の概要
 イスラームとの距離
 ゴルトツィーエルの『日記』
 パタイによる非難と反論
 アズハル大学のイグナーツ・アル=マジャーリー
 師ヴァーンベーリとの対比
 捏造されたスキャンダル
 「排外主義」のレッテル
 私的手記の歪曲
 傑出したイラン人学者たち
 『オリエンタリズム』のなかのゴルトツィーエル
 フーコーと知識社会学の水脈
 傑出した東洋学者
第3章 私はサバルタン主義者ではない
 捨てられたタイトル
 西洋の盲点
 ネイティヴ・インフォーマー
 サイードの人文主義
 ヘーゲル歴史哲学の批判
 連帯と差異化
第4章 主体の創造的な危機
 スピヴァクとサイード
 狂気と暴力
 マフマルバフの映画
第5章 巡礼者たちの旅(天路歴程)――革命家の越境について
 帝国/覇権を支えるネオコン知識人
 四人の革命家の越境
 ピューリタンの巡礼者
第6章 内方浸透――エージェンシーなき知、ヘゲモニーなき帝国
第7章 新たなる有機性にむけて
 両生類的知識人
 ネオコンの思想潮流
 故郷と亡命
 在外イラン人と土着主義
 ネイティヴと西洋の再定義
結論 対話者を取り替える

日本語版解題 〈世界〉思想を求めて――越境的知識人ハミッド・ダバシを東アジアで読む(早尾貴紀・洪貴義)
 1 本書の位置づけ(早尾貴紀)
   著者ハミッド・ダバシについて
   本書について
   深刻化するテロの時代
   大国による侵攻の中東近現代史
 2 東アジアの歴史経験と『ポスト・オリエンタリズム』(洪貴義)
   歴史の概念について
   日本におけるポスト・オリエンタリズム
   東アジアの越境経験
   新たな星座的布置へ
 3 翻訳にあたって

原注
索引
新装版への訳者あとがき

著者プロフィール

ハミッド・ダバシ  (ハミッド ダバシ)  (

(Hamid Dabashi)
米国コロンビア大学教授。専門は中東研究・比較文学。1951年イラン南西部アフヴァーズ生まれ。1976年、米国ペンシルヴェニア大学に留学し、同大学で博士号を2つ取得(文化社会学とイスラム学)し、1989年より現職。本書の他の邦訳書に『イスラエル= アメリカの新植民地主義─ガザ〈10.7〉以後の世界』(地平社)、『イラン、背反する民の歴史』(作品社)がある。

早尾 貴紀  (ハヤオ タカノリ)  (

(はやお・たかのり)
東京経済大学教授。専門はパレスチナ/イスラエル研究、社会思想史研究。1973年、福島県生まれ。東北大学経済学研究科博士課程修了。主な著書に、『いつの日かガザが私たちを打ち負かすだろう』(青土社)、『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』(皓星社)、『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社)など。主な訳書に、イラン・パペ『イスラエル・パレスチナ紛争をゼロから理解する』(監訳、河出新書)、ハミッド・ダバシ『イスラエル=アメリカの新植民地主義』(地平社)など。

洪 貴義  (ホン キウイ)  (

(ホン・キウイ/こう・きよし)
法政大学、早稲田大学非常勤講師。専門は思想史。1965年生まれ。立教大学大学院政治学研究科博士後期課程単位取得退学。主な著書に、『マイノリティは創造する』(共著、せりか書房)、『ポストコロニアリズム』(共著、作品社)、『ディアスポラから世界を読む』(共著、明石書店)、「二世論と三世論のあいだ」『現代思想 2005年6月号』(青土社)、「救済としての読解(月報)」『市村弘正著作集 下巻』(集英社)など。

本橋 哲也  (モトハシ テツヤ)  (

(もとはし・てつや)
東京経済大学名誉教授。専門はイギリス文学、カルチュラル・スタディーズ。1955年、東京生まれ。東京大学文学部英文科卒業後、英国ヨーク大学で博士号取得。主な著書に、『鈴木忠志の演劇』(月曜社)、『『愛の不時着』論』(ナカニシヤ出版)、『ポストコロニアリズム』(岩波新書)など。主な訳書に、平野克弥『江戸遊民の擾乱』(岩波書店)、レベッカ・ウィーバー= ハイタワー『帝国の島々』(法政大学出版局)など。

本山 謙二  (モトヤマ ケンジ)  (

(もとやま・けんじ)
大和大学准教授。専門は芸能文化研究。1973 年、静岡県生まれ。東京大学人文社会系研究科単位取得退学。主な著書に、「『脱線』からアチャラカへ」『ディアスポラから世界を読む』(共著、明石書店)、「甦り、妖怪化する歌、『お富さん』をめぐって」『文化・メディアが生み出す排除と解放(差別と排除の「いま」 第3巻)』(共著、明石書店)、「ネオンぐらしの蝶々とTraveling」『文藝別冊 藤圭子 追悼』(河出書房新社)など。

上記内容は本書刊行時のものです。