版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
プラトーノフ・コレクション Ⅱ ジャン 1932‒1951 アンドレイ・プラトーノフ(著) - 作品社
.
詳細画像 0
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

プラトーノフ・コレクション Ⅱ ジャン 1932‒1951 (プラトーノフコレクションニジャンセンキュウヒャクサンジュウニカラセンキュウヒャクゴジュウイチ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:作品社
四六判
664ページ
上製
定価 6,300 円+税   6,930 円(税込)
ISBN
978-4-86793-119-6   COPY
ISBN 13
9784867931196   COPY
ISBN 10h
4-86793-119-5   COPY
ISBN 10
4867931195   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0397  
0:一般 3:全集・双書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2025年11月21日
最終更新日
2026年3月17日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

20世紀を代表する幻の作家待望の著作選集。
カフカ、ベケットと並び、20世紀を代表する幻の作家の全貌が、ついに明らかに――。

〈グロテスクに異化される社会主義的現実(リアル)――
スターリニズムを生き抜いた異形作家の
孤独なる暗闘の軌跡が今ここに!〉――松下隆志(ロシア文学者)

工藤順・古川哲 編訳
石井優貴・きのしたはるよ・染谷茂・高柳聡子・長井淳・平松潤奈・正村和子・安岡治子 訳

[プラトーノフ・コレクション|全2巻]
Ⅰ エーテル軌道 1920‒1931 (全22作品収録)
Ⅱ ジャン 1932–1951 (全16作品収録)
・最良の訳者14名による翻訳で、代表的な中篇・短篇・評論・童話・戯曲を網羅的に紹介(ほぼすべて本邦初訳)
・代表作の長篇『チェヴェングール』以前と以後という時代区分による2巻構成で、創作史全体を把握するための視座を提示
・各訳者が多様な観点からプラトーノフへのアプローチを紹介する付録「訳者アンケート」付き

【目次】
●編者より|工藤順
●新しい道を求めて 初生水の海(若さの海)|石井優貴+工藤順 訳/動物と植物に囲まれて|古川哲 訳
●アジアへのまなざし ジャン|長井淳 訳/マケドニアの将校(断章)|工藤順 訳
●戦争とその影 ごみの風|平松潤奈 訳/アフロディテ|長井淳 訳
●子どもたち・老人たち 田舎の庭の粘土の家|高柳聡子 訳/雀の旅|染谷茂 訳/七月の嵐|工藤順 訳/牝牛|安岡治子 訳/ウーリャ|高柳聡子 訳/ニキータ|正村和子 訳
●論説・書評 最初の社会主義的悲劇について|工藤順 訳/プーシキンは我らの同志|古川哲 訳/アンナ・アフマートワ|きのしたはるよ 訳
●遺稿 ノアの方舟(カインの末裔)|石井優貴 訳
●解題|工藤順
●解説|古川哲
●年譜

目次

編者より|工藤順
新しい道を求めて
 初生水の海(若さの海)|石井優貴+工藤順 訳
 動物と植物に囲まれて|古川哲 訳
アジアへのまなざし
 ジャン|長井淳 訳
 マケドニアの将校(断章)|工藤順 訳
戦争とその影
 ごみの風|平松潤奈 訳
 アフロディテ|長井淳 訳
子どもたち・老人たち
 田舎の庭の粘土の家|高柳聡子 訳
 雀の旅|染谷茂 訳
 七月の嵐|工藤順 訳
 牝牛|安岡治子 訳
 ウーリャ|高柳聡子 訳
 ニキータ|正村和子 訳
論説・書評
 最初の社会主義的悲劇について|工藤順 訳
 プーシキンは我らの同志|古川哲 訳
 アンナ・アフマートワ|きのしたはるよ 訳
遺稿
 ノアの方舟(カインの末裔)|石井優貴 訳
解題|工藤順
解説|古川哲
年譜

著者プロフィール

アンドレイ・プラトーノフ  (アンドレイ プラトーノフ)  (

(Платонов, Андрей Платонович)
ロシアの作家(1899‒1951)。ロシア南西部ヴォロネジに生まれ、その後モスクワで作家として活動したが、1929年以降は当時の権力者からの批判を受けて作品を公刊することがままならず、ほとんど無名のまま歿した。代表作にロシア革命直後のユートピア建設の試みを物語る『チェヴェングール』(1929)、共同住宅建設のための絶望的な掘削作業を描く『土台穴』(1930)、中央アジアの小民族の救済をめぐる『ジャン』(1935)などがあり、いずれもソ連の現実を背景に「翻訳不可能」とさえ言われる異様な文体で人間存在の意味を問い詰めた作品である。1960年代以降世界的に再評価が進み、ヨシフ・ブロツキーやスラヴォイ・ジジェクといった論者からは「20世紀世界文学を代表する作家」と評価されている。近年も英語圏、ドイツ、韓国、中国、トルコ、ブラジルなどで翻訳紹介が相次いでおり、20世紀ロシアを代表する作家としての揺るぎない地位が確立されつつある。

工藤 順  (クドウ ナオ)  (編・訳

(くどう・なお)
1992年生まれ。ロシア語翻訳労働者。訳書にヨシフ・ブロツキー『レス・ザン・ワン――詩について 詩人について 自分について』(共訳、みすず書房、2025年)、バーナード・ワッサースタイン『ウクライナの小さな町――ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史』(作品社、2024年)、アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(共訳、作品社、2022年、第9回日本翻訳大賞受賞)、『不死――プラトーノフ初期作品集』(未知谷、2018年)がある。

古川 哲  (フルカワ アキラ)  (編・訳

(ふるかわ・あきら)
1978年生まれ。東京外国語大学などで非常勤講師。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。訳書にソロモン・ヴォルコフ『ショスタコーヴィチとスターリン』(共訳、慶應義塾大学出版会、2018年)、プラトーノフ『名前のない花 昔話』(奥彩子ほか編『世界の文学 文学の世界』松籟社、2020年所収)など。『チェヴェングール』の解説「あるいはそうであったかもしれないロシア革命」を担当。

石井 優貴  (イシイ ユウキ)  (

(いしい・ゆうき)
桜美林大学などで非常勤講師。訳書にアンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(共訳、作品社、2022年、第9回日本翻訳大賞受賞)など。

きのした はるよ  (キノシタ ハルヨ)  (

(きのした・はるよ)
1948年生まれ。翻訳家、京都大学元職員。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。訳書にアンナ・アフマートヴァ『レクイエム』(群像社、2017年)、アナトーリイ・ナイマン『アフマートヴァの想い出』(群像社、2011年)、『アフマートヴァ詩集──白い群れ・主の年』(群像社、2003年)、『ロシア原初年代記』(共訳、名古屋大学出版会、1987年)など。

染谷 茂  (ソメヤ シゲル)  (

(そめや・しげる)
1913年生まれ。上智大学名誉教授。著書に『ロシア語文法小話』(美顕プリンティング出版部、1979年)、訳書にワシーリイ・シュクシーン『頑固者』(群像社、1984年)、アレクサンドル・ソルジェニーツィン『イワン・デニーソヴィチの一日』(岩波書店、1971年)など。2002年逝去。

高柳 聡子  (タカヤナギ サトコ)  (

(たかやなぎ・さとこ)
1967年生まれ。早稲田大学、東京外国語大学などで非常勤講師。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『ロシア 女たちの反体制運動』(集英社新書、2025年)、『埃だらけのすももを売ればよい──ロシア銀の時代の女性詩人たち』(書肆侃侃房、2024年)、『ロシアの女性誌──時代を映す女たち』(群像社、2018年)、訳書に『女の子たちと公的機関──ロシアのフェミニストが目覚めるとき』(エトセトラブックス、2023年)、イリヤー・チラーキ『集中治療室の手紙』(群像社、2019年)など。

長井 淳  (ナガイ ジュン)  (

(ながい・じゅん)
1968年生まれ。早稲田大学、津田塾大学、東京藝術大学、桐朋学園大学などで非常勤講師。早稲田大学大学院文学研究科ロシヤ文学専攻博士後期課程単位取得退学。訳書に『日露文学研究者の対話──安井亮平゠ボリス・ エゴーロフ往復書簡1974-2018』(共訳、成文社、2023年)、論集に『ロシア文化の森へ 比較文化の総合研究』第2集(柳富子編著、ナダ出版センター、2006年)、項目執筆に『ロシア音楽事典』(日本・ロシア音楽家協会編、カワイ出版、2006年)など。

平松 潤奈  (ヒラマツ ジュンナ)  (

(ひらまつ・じゅんな)
東京大学大学院人文社会系研究科准教授。著書に松井康浩他編『ユーラシア世界4 公共圏と親密圏』(共著、東京大学出版会、2012年)、訳書にボリス・グロイス編『ロシア宇宙主義』(共訳、河出書房新社、2024年)など。

正村 和子  (マサムラ カズコ)  (

(まさむら・かずこ)
ロシア語通訳・翻訳家。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。訳書にアンドレイ・プラトーノフ『ポトゥダニ川』(群像社、2023年)、ニーナ・アナーリナ『私のモスクワ 心の記憶』(群像社、2005年)など。

安岡治子  (ヤスオカ ハルコ)  (

(やすおか・はるこ)
ロシア文学者。東京大学名誉教授。著書に遠藤泰生編『反米──共生の代償か、闘争の胎動か』(共著、東京大学出版会、2021年)、訳書にドストエフスキー『白夜/おかしな人間の夢』(2015年)、『貧しき人々』(2010年)、『地下室の手記』(2007年)(以上、光文社古典新訳文庫)、スヴェトラーナ・セミョーノヴァ『フョードロフ伝』(共訳、水声社、1998年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。