版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
プラトーノフ・コレクション Ⅰ エーテル軌道 1920‒1931 アンドレイ・プラトーノフ(著) - 作品社
.
詳細画像 0
【利用可】 (連絡不要)

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

プラトーノフ・コレクション Ⅰ エーテル軌道 1920‒1931 (プラトーノフコレクションイチエーテルキドウセンキュウヒャクニジュウカラセンキュウヒャクサンジュウイチ)

このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:作品社
四六判
728ページ
上製
定価 6,300 円+税   6,930 円(税込)
ISBN
978-4-86793-118-9   COPY
ISBN 13
9784867931189   COPY
ISBN 10h
4-86793-118-7   COPY
ISBN 10
4867931187   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0397  
0:一般 3:全集・双書 97:外国文学小説
出版社在庫情報
在庫あり
書店発売日
登録日
2025年9月5日
最終更新日
2026年3月17日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2026-02-18 みすず
評者: 亀山郁夫(ロシア文学)[読書アンケート 2025]
MORE
LESS

紹介

20世紀を代表する幻の作家待望の著作選集。
カフカ、ベケットと並び、20世紀を代表する幻の作家の全貌が、ついに明らかに――。

〈霊性の大地に、雷鳴のように轟きわたる革命のヴィジョン。
その実現に邁進する人々の夢と絶望を驚くべき文体で綴る。
20世紀ロシア文学の隠された原点。〉――亀山郁夫(ロシア文学者)

工藤順・古川哲 編訳
大山麻稀子・きのしたはるよ・佐藤貴之・清野公一・高柳聡子・鳥山祐介・正村和子 訳
*
[プラトーノフ・コレクション|全2巻]
Ⅰ エーテル軌道 1920‒1931 (全22作品収録)
Ⅱ ジャン 1932–1951 (全16作品収録)★2026年1月刊行予定★
・最良の訳者14名による翻訳で、代表的な中篇・短篇・評論・童話・戯曲を網羅的に紹介(ほぼすべて本邦初訳)
・代表作の長篇『チェヴェングール』以前と以後という時代区分による2巻構成で、創作史全体を把握するための視座を提示
・各訳者が多様な観点からプラトーノフへのアプローチを紹介する付録「訳者アンケート」付き
*
【目次】
●編者より|工藤順
●作家が生まれる 牛|古川哲 訳/チュチェン、ヴィチュチェン、プロテガレン|古川哲 訳/ヤムスカーヤ町|高柳聡子 訳
●革命から宇宙へ マルクーン|工藤順 訳/思念の悪魔|工藤順 訳/太陽の末裔|工藤順 訳/月探査――〈煉瓦〉についての物語|清野公一 訳/エーテル軌道|工藤順 訳
●大地の修理 電化(概論)|古川哲 訳/生きつくす|工藤順 訳/消えたイリイチのランプ|正村和子 訳/草原の職人たち|きのしたはるよ 訳
●過去の中の現在 イワン・ジョフ――もうひとつの農民反乱|古川哲 訳/エピファニの水門|鳥山祐介 訳
●疑念を抱く グラドフ市|大山麻稀子 訳/地方の愚か者|佐藤貴之 訳/将来の利益のために――貧農の年代記|古川哲 訳
●論説 短篇「チュリディクとエピーシカ」について、『労働軍』編集部に答える|工藤順 訳/変貌|工藤順訳/プロレタリア詩論|古川哲 訳/文学の工場――文学的創作方法の根本的改善について|きのしたはるよ 訳
●資料 アンドレイ・プラトーノフ 創作の夕べ(速記録)|工藤順 訳
●解題|工藤順
●解説|古川哲

目次

編者より|工藤順

作家が生まれる
 牛|古川哲 訳
 チュチェン、ヴィチュチェン、プロテガレン|古川哲 訳
 ヤムスカーヤ町|高柳聡子 訳

革命から宇宙へ
 マルクーン|工藤順 訳
 思念の悪魔|工藤順 訳
 太陽の末裔|工藤順 訳
 月探査――〈煉瓦〉についての物語|清野公一 訳
 エーテル軌道|工藤順 訳

大地の修理
 電化(概論)|古川哲 訳
 生きつくす|工藤順 訳
 消えたイリイチのランプ|正村和子 訳
 草原の職人たち|きのしたはるよ 訳

過去の中の現在
 イワン・ジョフ――もうひとつの農民反乱|古川哲 訳
 エピファニの水門|鳥山祐介 訳

疑念を抱く
 グラドフ市|大山麻稀子 訳
 地方の愚か者|佐藤貴之 訳
 将来の利益のために――貧農の年代記|古川哲 訳

論説
 短篇「チュリディクとエピーシカ」について、『労働軍』編集部に答える|工藤順 訳
 変貌|工藤順訳
 プロレタリア詩論|古川哲 訳
 文学の工場――文学的創作方法の根本的改善について|きのしたはるよ 訳

資料
 アンドレイ・プラトーノフ 創作の夕べ(速記録)|工藤順 訳

解題|工藤順
解説|古川哲

著者プロフィール

アンドレイ・プラトーノフ  (アンドレイ プラトーノフ)  (著)

(Платонов, Андрей Платонович)
ロシアの作家(1899‒1951)。ロシア南西部ヴォロネジに生まれ、その後モスクワで作家として活動したが、1929年以降は当時の権力者からの批判を受けて作品を公刊することがままならず、ほとんど無名のまま歿した。代表作にロシア革命直後のユートピア建設の試みを物語る『チェヴェングール』(1929)、共同住宅建設のための絶望的な掘削作業を描く『土台穴』(1930)、中央アジアの小民族の救済をめぐる『ジャン』(1935)などがあり、いずれもソ連の現実を背景に「翻訳不可能」とさえ言われる異様な文体で人間存在の意味を問い詰めた作品である。1960年代以降世界的に再評価が進み、ヨシフ・ブロツキーやスラヴォイ・ジジェクといった論者からは「20世紀世界文学を代表する作家」と評価されている。近年も英語圏、ドイツ、韓国、中国、トルコ、ブラジルなどで翻訳紹介が相次いでおり、20世紀ロシアを代表する作家としての揺るぎない地位が確立されつつある。

工藤 順  (クドウ ナオ)  (編・訳)

(くどう・なお)
1992年生まれ。ロシア語翻訳労働者。訳書にヨシフ・ブロツキー『レス・ザン・ワン――詩について 詩人について 自分について』(共訳、みすず書房、2025年)、バーナード・ワッサースタイン『ウクライナの小さな町――ガリツィア地方とあるユダヤ人一家の歴史』(作品社、2024年)、アンドレイ・プラトーノフ『チェヴェングール』(共訳、作品社、2022年、第9回日本翻訳大賞受賞)、『不死――プラトーノフ初期作品集』(未知谷、2018年)がある。

古川 哲  (フルカワ アキラ)  (編・訳)

(ふるかわ・あきら)
1978年生まれ。東京外国語大学などで非常勤講師。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。訳書にソロモン・ヴォルコフ『ショスタコーヴィチとスターリン』(共訳、慶應義塾大学出版会、2018年)、プラトーノフ『名前のない花 昔話』(奥彩子ほか編『世界の文学 文学の世界』松籟社、2020年所収)など。『チェヴェングール』の解説「あるいはそうであったかもしれないロシア革命」を担当。

大山 麻稀子  (オオヤマ マキコ)  (訳)

(おおやま・まきこ)
神奈川県日本ユーラシア協会副会長、横浜ロシア語センター講師会会長。千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程修了。博士(文学)。著書に『日常ロシア語会話ネイティブ表現』(共著、語研、2015年)、『一九世紀ロシアと作家ガルシン──暗殺とテロルのあとで』(東洋書店、2010年)、『ロシア革命と亡命思想家──1900–1946』(共著、成文社、2006年)など。

きのした はるよ  (キノシタ ハルヨ)  (訳)

(きのした・はるよ)
1948年生まれ。翻訳家、京都大学元職員。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。訳書にアンナ・アフマートヴァ『レクイエム』(群像社、2017年)、アナトーリイ・ナイマン『アフマートヴァの想い出』(群像社、2011年)、『アフマートヴァ詩集──白い群れ・主の年』(群像社、2003年)、『ロシア原初年代記』(共訳、名古屋大学出版会、1987年)など。

佐藤 貴之  (サトウ タカユキ)  (訳)

(さとう・たかゆき)
1985年生まれ。上智大学などで非常勤講師。東京外国語大学大学院博士後期課程修了。博士(学術)。訳書に『ブルガーコフ戯曲集I・II』(共訳、東洋書店新社、2017年)など。NHK「まいにちロシア語 応用編」(2022年)講師を担当。

清野 公一  (セイノ コウイチ)  (訳)

(せいの・こういち)
1979年山形生まれ。翻訳家、デザイナー、画家。クリエイティブ・ユニット鳩棲舎代表。広島市立大学芸術学部美術学科油絵専攻卒業。ロシア・サンクトペテルブルク芸術アカデミー留学。

高柳 聡子  (タカヤナギ サトコ)  (訳)

(たかやなぎ・さとこ)
1967年生まれ。早稲田大学、東京外国語大学などで非常勤講師。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。著書に『ロシア 女たちの反体制運動』(集英社新書、2025年)、『埃だらけのすももを売ればよい──ロシア銀の時代の女性詩人たち』(書肆侃侃房、2024年)、『ロシアの女性誌──時代を映す女たち』(群像社、2018年)、訳書に『女の子たちと公的機関──ロシアのフェミニストが目覚めるとき』(エトセトラブックス、2023年)、イリヤ・チラーキ『集中治療室の手紙』(群像社、2019年)など。

鳥山 祐介  (トリヤマ ユウスケ)  (訳)

(とりやま・ゆうすけ)
1974年生まれ。東京大学大学院総合文化研究科教授。ロシア国立人文大学大学院修了(Ph.D.)。訳書にオーランドー・ファイジズ『ナターシャの踊り──ロシア文化史』(共訳、白水社、2021年)、著書に『18世紀ロシア文学の諸相──ロシアと西欧伝統と革新』(共著、水声社、2016年)など。

正村 和子  (マサムラ カズコ)  (訳)

(まさむら・かずこ)
ロシア語通訳・翻訳家。大阪外国語大学ロシア語学科卒業。訳書にアンドレイ・プラトーノフ『ポトゥダニ川』(群像社、2023年)、ニーナ・アナーリナ『私のモスクワ、心の記憶』(群像社、2005年)など。

上記内容は本書刊行時のものです。