版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊
諸兵科連合の歴史 ジョナサン・M・ハウス(著/文) - 作品社
.
【利用可】

書店員向け情報 HELP

書店注文情報

注文電話番号:
注文FAX番号:
注文メール:
注文サイト:

在庫ステータス

在庫あり

取引情報

取引取次:
ト・日     書店
子どもの文化     書店(直)
直接取引:あり

出版社への相談

店頭での販促・拡材・イベントのご相談がありましたらお気軽にご連絡ください。

諸兵科連合の歴史 (ショヘイカレンゴウノレキシ) 100年にわたる戦争での戦術、ドクトリン、兵器および編制の進化 (ヒャクネンニワタルセンソウデノセンジュツドクトリンヘイキオヨビヘンセイノシンカ)

社会科学
このエントリーをはてなブックマークに追加
発行:作品社
A5判
416ページ
定価 3,600円+税
ISBN
978-4-86793-044-1   COPY
ISBN 13
9784867930441   COPY
ISBN 10h
4-86793-044-X   COPY
ISBN 10
486793044X   COPY
出版者記号
86793   COPY
Cコード
C0031  
0:一般 0:単行本 31:政治-含む国防軍事
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2024年8月
書店発売日
登録日
2024年5月23日
最終更新日
2024年9月17日
このエントリーをはてなブックマークに追加

書評掲載情報

2024-09-29 産經新聞  朝刊
評者: 大木毅(現代史家)
2024-09-26 朝雲
評者: [新刊紹介]
2024-09-06 歴史群像  2024年10月号
評者: Book REVIEW
MORE
LESS

重版情報

2刷 出来予定日: 2024-09-13
MORE
LESS

紹介

現代の戦場(いくさば)を理解するための必読書!
師団規模以上の作戦を計画し実行できる能力の是非が現代戦を決める。

●「諸兵科連合」とは?:歩兵、火砲、航空支援、情報およびその他の重要な要素がすべて連携して最大の効果を発揮させる部隊運用や組み合わせなどの基本的な考え方。

「すべての職業軍人に必須の教科書であるべきだ。」――Defense Studies
「これは重要な本である。……軍の専門家、歴史家、その他の人々が、 複雑に入り組んだ諸兵科連合戦にアプローチする際に最初に参照する本だ。」――international History Review

本書は、砂漠の嵐、チェチェン紛争、「スマート兵器」の台頭、関連技術の台頭などを取り上げながら、諸兵科連合の歴史を現在に至るまで書き記し、アメリカ、イギリス、ドイツ、ロシアおよびフランスの五つの主要な軍隊における100年にわたる戦争の進化をたどる。各国がどのように戦争に備え、その厳しい教訓を学び、あるいは学ばず、時代や技術の変化に適応していくのかという重要な問題に焦点をあわせる稀有な書。今後、軍事の分野では、標準的な著作となるだろう。

********

【目次】
序文
記号と用語
序章
第一部 火力の勝利、一八七一~一九三九年
第1章 一九一四年の幕開け
第2章 第一次世界大戦
第3章 戦間期
第二部 全面戦争、一九三九~一九四五年
第4章 枢軸国の進撃、一九三九~一九四二年
第5章 連合軍の反応と機甲部隊の激突
第6章 現代戦の複雑性、一九四三~一九四五年
第三部 熱戦と冷戦 一九四五~一九九九年
第7章 「限定」戦争、一九四五~一九七三年
第8章 諸兵科連合、一九七三~一九九〇年
第9章 一九九〇年代の戦争
訳者後書き
付録 用語と略語
参考文献一覧
索引

目次

序文
記号と用語

序章
 戦闘兵科/諸兵科連合(コンバインドアームズ)/戦術/会戦の組織化

第一部 火力の勝利、一八七一~一九三九年
 メキシコ討伐遠征、一九一六年
第一章 一九一四年の幕開け
 技術変化/予備役と常備役/編制とドクトリン/攻勢/砲兵
第二章 第一次世界大戦
 火砲と協同/指揮、統制および通信/突破の問題/弾性防御/技術変化/歩兵の復活/移動力の復活、一九一八年/情報/編制の結果
第三章 戦間期
 共通の問題/航空戦力と航空支援/イギリス「ゆっくり急げ」/ドイツ「勇猛果敢に、しかも細心の注意を」/フランス「方法主義的会戦」/ソビエト連邦「縦深会戦」/合衆国「合理化」
第一部結論

第二部 全面戦争、一九三九~一九四五年
 ザンクトフィートの防御
第四章 枢軸国の進撃、一九三九~一九四二年
 ポーランド、一九三九年/ドイツの進撃、一九四〇年/イギリスの反応、一九四〇~一九四二年/砂漠の戦争、一九四〇~一九四二年/一九四一年のロシアにおけるドイツの進撃/ソビエト軍の反応、一九四一~一九四二年
第五章 連合軍の反応と機甲部隊の激突
 アメリカの反応、一九四一~一九四四年/対戦車技術/戦車の代用/戦車設計と生産
第六章 現代戦の複雑性、一九四三~一九四五年
 信号情報および通信/ソビエトのコンセプトと実践、一九四三~一九四五年/ドイツの衰退、一九四三~一九四五年/アメリカのコンセプトと実行、一九四三~一九四五年/空地(非)協同/航空輸送空中降着部隊/空挺作戦/水陸両用作戦/特殊作戦/都市での戦闘
第二部結論

第三部 熱戦と冷戦 一九四五~一九九九年
 スミス支隊、一九五〇年
第七章 「限定」戦争、一九四五~一九七三年
 ソビエト地上軍、一九四五~一九六六年― 在来戦力の衰退/一九六七年以降のソビエト諸兵科連合の復活/アメリカ陸軍―韓国の動員解除/朝鮮戦争/朝鮮における空軍力/特殊作戦部隊/アジアの共産国家/任務(ミッション)を探し求めて―三単位制からROADまでのアメリカ軍の編制/空中強襲/ラムソン719/NATO主要国/祖国防衛から電撃戦へ―一九六七年までのイスラエル軍
第八章 諸兵科連合、一九七三~一九九〇年
 イスラエル―諸兵科連合の失敗、一九六七年~一九七三年/一九七三年以降のイスラエル/毛沢東後の中国軍/一九七〇年代のアメリカ陸軍―アクティブディフェンス/一九七〇年代のソビエト地上軍―縦深作戦/アフガニスタン/精密兵器/攻撃航空/エアランドバトル―一九八〇年代におけるアメリカ陸軍の再生/軽歩兵と特殊作戦部隊/フォークランド/一九八〇年代、一九九〇年代の欧州各国陸軍/ソビエト地上軍からロシア陸軍へ―変化の継続性/イランイラク戦争
第九章 一九九〇年代の戦争
 航空作戦、一九九一年/SCUD破壊/地上戦/編制の問題/戦争と戦争の噂/チェチェン
第三部結論

訳者後書き
付録 用語と略語
参考文献一覧
索引

著者プロフィール

ジョナサン・M・ハウス  (ジョナサン エム ハウス)  (著/文

(House, Jonathan M)
元陸軍士官で、統合参謀本部の政治軍事アナリスト。ジョージア州のゴードン大学の歴史学教授である。『Military Intelligence, 1870-1991』の著者であり、デイヴィッド・M. グランツと共著で、『The Battle of Kursk』、『When Titans Clashed: How the Red Army Stopped Hitler』を執筆している。

梅田 宗法  (ウメダ ムネノリ)  (翻訳

(うめだ・むねのり)
1972年生まれ、東京都出身。1996年、明治大学法学部卒業後、陸上自衛隊に入隊。以降、第9戦車大隊小隊長、幹部候補生学校付教官、第1戦車大隊中隊長、陸上幕僚監部幕僚(教育訓練計画等担当)、研究本部研究員、西部方面総監部訓練課長、統合幕僚学校教官、第72戦車連隊長兼ねて北恵庭駐屯地司令。現在、北部方面隊総監部法務官(1等陸佐)。訳書に『ソ連軍〈作戦術〉』(作品社、2020年)。

上記内容は本書刊行時のものです。