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宇宙開発の思想史
ロシア宇宙主義からイーロン・マスクまで
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2024年6月
- 書店発売日
- 2024年6月5日
- 登録日
- 2024年3月5日
- 最終更新日
- 2024年7月30日
書評掲載情報
2024-08-31 |
週刊読書人
2024年9月7日号 評者: 吉田遼平(高校英語教師/翻訳者) |
2024-08-04 |
読売新聞
朝刊 評者: 宮内悠介(作家) |
2024-08-01 |
朝雲
評者: 新刊紹介 |
2024-07-18 |
週刊文春
2024年7月25日号 評者: 大森望(おおもり・のぞみ=書評家・翻訳家) |
2024-07-10 | 軍事研究 2024年8月号 |
2024-07-05 |
週刊読書人
評者: 細川瑠璃(ほそかわ・るり=東京大学大学院総合文化研究科講師・20世紀初頭のロシアの思想・文化) |
2024-06-22 |
朝日新聞
朝刊 評者: 福嶋亮大(立教大学教授・批評家) |
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紹介
「外の世界」という夢の歴史!
われわれは、なぜ〈宇宙〉を目指してきたのか?
宇宙科学と空想科学を縦横に行き来し、「宇宙進出=新たな世界の創造」をめぐる歴史上の7つのパラダイムを検証する。
【登場する主な人名/組織】
フョードロフ/ ツィオルコフスキーらロシア宇宙主義者、エドワード・エヴァレット・ヘイル、J・D・バナール、アレクサンドル・ボグダーノフ、ヴェルナー・フォン・ブラウン、アーサー・C・クラーク、ストルガツキー兄弟、ジェラード・オニール、アーシュラ・K・ル= グウィン、NASA 、そしてジェフ・ベゾス、イーロン・マスク
「宇宙。古来、人間は頭上に広がるこの茫漠たる世界に惹きつけられ、天体の運行を観測して、そこに法則性や意味を見出そうとしてきた。やがてはただ観測するだけでは飽き足らず、人間も宇宙に出られるのではないか、出たらどうなるのかと夢想し、その具体的な方策や、宇宙に進出すべき理由を考えはじめる。本書は、そんな人間の一五〇年に及ぶ宇宙開発の思想史を、七つの切り口からたどった本である。」――【本書「訳者あとがき」より】
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【目次】
はじめに――宇宙で生きる能力
1 コンスタンティン・ツィオルコフスキーとレンガの月
2 J・D・バナール、赤い星、そして〈異能集団〉
3 ヴェルナー・フォン・ブラウンの宇宙征服
4 アーサー・C・クラークのミステリー・ワールド
5 ジェラード・オニールのさがすテクノロジーの強み
6 アメリカ航空宇宙局
7 オールドスペースとニュースペース
おわりに――別の物語を見つけること
謝辞
注
訳者あとがき
目次
はじめに――宇宙で生きる能力
1 コンスタンティン・ツィオルコフスキーとレンガの月
粒子と惑星/ガラスの月とレンガの月/テクトニクス/すべてのものは感覚をもつ
2 J・D・バナール、赤い星、そして〈異能集団〉
多層構造の球体/海岸の支配者(オーバーロード)/タコの目/宇宙の浜辺で
3 ヴェルナー・フォン・ブラウンの宇宙征服
宇宙の征服/領空飛行とオーバービュー効果/惑星ドーラ/ロケットの軌道
4 アーサー・C・クラークのミステリー・ワールド
時間と空間のオデッセイ/唐突な事象/ヴニェであること/宇宙とその他の海
5 ジェラード・オニールのさがすテクノロジーの強み
2300年未来への旅、サイレント・ランニング、ソイレント・グリーン/
人間よりもさらに非人間的に/ル=グウィンの苦言
6 アメリカ航空宇宙局
目に見えるイメージ/「完成予想図」というシグナル/打ち上げはテレビで中継される/FはフェイクのF
7 オールドスペースとニュースペース
スペースXとブルーオリジン/フルスタックとガジェット/宇宙を掘りかえす
おわりに――別の物語を見つけること
ボタンを押す/スペース・イズ・ノー・プレイス/宇宙軍/乱雑ななかで生きる/今、手にしているもの
謝辞
注
訳者あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。