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命の嘆願書  - 集広舎
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取引取次: 鍬谷|地方小
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命の嘆願書 (イノチノタンガンショ) モンゴル・シベリア抑留日本人の知られざる物語を追って (モンゴル・シベリアヨクリュウニホンジンノシラレザルモノガタリヲオッテ)

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発行:集広舎
A5判
縦216mm 横154mm 厚さ72mm
重さ 1400g
1296ページ
上製
価格 8,800円+税
ISBN
978-4-86735-048-5   COPY
ISBN 13
9784867350485   COPY
ISBN 10h
4-86735-048-6   COPY
ISBN 10
4867350486   COPY
出版者記号
86735   COPY
Cコード
C0095  
0:一般 0:単行本 95:日本文学、評論、随筆、その他
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2023年8月23日
書店発売日
登録日
2023年7月23日
最終更新日
2023年11月25日
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受賞情報

第9回(2023年度)「シベリア抑留記録・文化賞」受賞

書評掲載情報

2024-04-02 東京新聞  朝刊
評者: 瀬口晴義
2023-12-24 読売新聞  朝刊
評者: 橋本五郎(読売新聞特別編集委員)
2023-11-24 日本経済新聞  朝刊
評者: モンゴル抑留者の嘆願書 機密文書が伝える命の記録 井手裕彦(ジャーナリスト)
2023-11-08 神戸新聞  朝刊
評者: 日々小論 論説顧問 三上喜美男
2023-11-04 読売新聞
評者: 橋本五郎
2023-10-28 毎日新聞  朝刊
2023-10-17 読売新聞
評者: 文化面 モンゴル・シベリヤ抑留 実態迫る  (文化部 前田啓介)
2023-10-02 読売新聞
評者: 編集手帳  
2023-09-29 正論  11月号
評者: 井手裕彦  世界に示したい抑留者渾身の嘆願
2023-09-27 読売新聞
評者: 第3社会面トップ  抑留死 モンゴルに新資料 283名の氏名や死因
2023-09-16 西日本新聞
評者: 鶴丸哲雄、写真は中村太一
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紹介

飢餓、極寒、重労働。「殺してくれ」凍傷に倒れた同胞は死を願った。生き延びる ために、抑留国政府を相手に自らの危険を顧みず嘆願書を送りつけた三人の日本人 がいた。本書は、国家機密の壁を越え、その闘いを緻密に追跡した元読売新聞記者 による135万字の記録である。

目次


I 第1章 モンゴル出発六日前に「全面拒否」された
第2章 なぜ勇気ある抵抗は知られていなかったのか
第3章 モンゴルは国の調査から抜け落ちていた
第4章 「嘆願書」の単語が引っかかった
第5章 モンゴルへ足を踏み入れるまでに
第6章 居留民団長は努力の人だった
第7章 嘆願書を書いていた軍医
II
第8章 公文書館の厚い扉が開いた
第9章 嘆願書を無視することはできなかった
第10章 死亡記録から真実を追った
第11章 抑留体験者が見ていた「死」
第12章 抑留者を巡る意外な歴史があった
第13章 閲覧可の公文書館に賭けた
第14章 見たことがなかった資料に胸が震えた
第15章 日本政府が入手していない死亡記録があった
第16章 家族を喪ってしまった帰還者
第17章抑留中死亡者の総数について迫った
第18章民間人抑留者が次々に死んでいった病院
III
第19章 嘆願書執筆者の抑留の足取りは
第20章 満洲「根こそぎ動員」の犠牲に
第21章 父の抑留がきっかけで孤児に
第22章 日本人抑留の現場を辿った
第23章 地獄の農場収容所の跡地へ
第24章 「暁に祈る」事件の真相に迫る
第25章 モンゴルには二人の日本人女性が抑留
IV
第26章 個人記録から浮かび上がったものは
第27章 ソ連でも日本人の抵抗運動はあった
第28章 「第三の執筆者」の抑留こそ凄絶だった
第29章 帰還するには精神病者を装うしかなかった
第30章 「収容所から来た遺書」の真実
第31章 無罪と処遇改善の嘆願書を出していた男
第32章 嘆願書の執筆者たちの帰国後は
V
第33章 『シベリアのサムライたち』を読み解く
第34章 他人の「身代わり」になろうとした抑留者
第36章 通訳として抑留を生きた人たち
第37章 なぜ簡単に署名をしたのか
第38章 将官や高級将校は何をしていたのか
第39章 ソ連に魂を売ってスパイとなった抑留者がいた
第40章 関東軍総司令部の責任を考える
エピローグ 私の情報提供で国が記録を入手した
関連地図
関連年表
参考文献一覧

前書きなど

新聞記者生活の最後の年 著者はモンゴルへ向かった

「命」の呼称がある文書と言えば、第二次世界大戦中、ナチス・ドイツ の迫害から逃れようした多くのユダヤ人にリトアニアの日本領事館領事代理だった 杉原千畝が発給した「命のビザ」が知られる。一方、私が見つけた「命の嘆願書」 はモンゴルやロシアの公文書館の奥深くに「外交文書」や抑留の「公的記録」とし て厳重に保管され、誰の目にも触れず、歴史の中に埋もれようとしていた。 こんな抑留者やその妻、母、子がいた真実を置き去りにしたまま、出会った記録を 墓場まで持っていっていいものだろうか。新聞社を後にして筆を執ってから脱稿ま で三年を要したが、私は伝えずにはおれなかったのである。

上記内容は本書刊行時のものです。