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七三一部隊「少年隊」の真実
戦後80年の証言から
発行:えにし書房
A5判
252ページ
並製
価格
2,500円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2025年3月7日
- 書店発売日
- 2025年3月11日
- 登録日
- 2024年10月1日
- 最終更新日
- 2025年3月6日
紹介
希望を胸に満州に渡った少年たちを待ち受けていた悲運……
おもに家庭の事情で中学進学をあきらめざるを得ない、優秀な高等小学校卒14、5歳の少年を対象に、昭和13(1938)年から正式募集を始めた七三一部隊の「少年隊」。元隊員の証言をもとに、その全容と彼ら悲運を明らかにするとともに、七三一部隊の概要と歴史的位置づけ、罪深き所業を追及する。
徴兵年齢に満たない少年にもかかわらず、給水班として戦場に派遣され命を落とし、生体実験をはじめ、細菌戦関連ほかのあらゆる非人道的な所業を手伝わされ、さらには実験台にまでされ、証拠隠滅をさせられたうえ、戦後は秘密厳守の厳命により、医療機関には就職できず、前歴を隠して生きざるを得なかった彼らの悲運を後世に伝える書。元「少年隊員」第一期生の須永鬼久太、4期生の清水英男氏への貴重なインタビュー(2023年)ほか中国側のものを含めた図版・写真など貴重資料多数。
目次
プロローグ
第1章 第七三一部隊、誕生に至るまで
第2章 少年隊の始まり
第3章 少年隊──1941~1945年まで
第4章 細菌戦──地図から消された島
第5章 生体実験
第6章 南棟──七三一部隊のもうひとつの施設
第7章 敗戦に向かって
第8章 撤退──8月12日以後
第9章 二つの裁判
エピローグ 教育の罪科
あとがき
上記内容は本書刊行時のものです。