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ミシェル・ルグラン自伝 ミシェル・ルグラン(著) - アルテスパブリッシング
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ミシェル・ルグラン自伝 (ミシェルルグランジデン) ビトゥイーン・イエスタデイ・アンド・トゥモロウ (ビトゥイーンイエスタデイアンドトゥモロウ)
原書: Michel Legrand, Entre hier et demain

芸術
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A5判
304ページ
並製
定価 2,800 円+税   3,080 円(税込)
ISBN
978-4-86559-122-4   COPY
ISBN 13
9784865591224   COPY
ISBN 10h
4-86559-122-2   COPY
ISBN 10
4865591222   COPY
出版者記号
86559   COPY
Cコード
C0073  
0:一般 0:単行本 73:音楽・舞踊
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2015年7月
書店発売日
登録日
2015年6月23日
最終更新日
2015年7月22日
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書評掲載情報

2015-12-27 朝日新聞
評者: 細野晴臣(音楽家)
2015-11-26 週刊新潮  
評者: 大竹昭子
2015-10-04 朝日新聞
評者: 細野晴臣(音楽家)
2015-09-27 産經新聞
評者: 富樫鉄火(音楽ライター)
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紹介

フランス映画音楽界の巨匠が名画と名盤のドラマを
初めて赤裸々に語った珠玉の回想録!

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』を筆頭に、
60年以上数々の映画音楽を手がけてきた巨匠ミシェル・ルグラン。
本書は、フランス映画界やハリウッドを舞台にした華麗で多彩な音楽人生を、
赤裸々に、かつ格調高く綴った珠玉の回想録です。
本国フランスでは2013年に発売されてベストセラーとなりました。

盟友のジャック・ドゥミとボリス・ヴィアン、作詞家のアラン&マリリン・バーグマン、エディ・マルネ、
名監督のジャン=リュック・ゴダール、シドニー・ポラック、ノーマン・ジュイソン、
あるいは俳優のスティーヴ・マックイーン、カトリーヌ・ドヌーヴ、
さらにはマイルス・デイヴィス、ビル・エヴァンス、クインシー・ジョーンズ、レイ・チャールズといった
大スターたちとの共作・共演・交友が、生々しいエピソードとともに活き活きと味わい深く語られています。

【最新情報】83歳になるルグランは今もなお現役。2015年7月18日からは音楽を担当した話題作
『チャップリンの贈り物』が恵比寿ガーデンシネマにてロードショー公開されます。
また、同じく7月に渋谷の文化村ル・シネマではヌーヴァル・ヴァーグの特集上映が組まれるなど、
ルグランとその周辺への関心が高まっています。

■ミシェル・ルグランが音楽を手がけたおもな映画作品
『シェルブールの雨傘』
『ロシュフォールの恋人たち』
『おもいでの夏』
『恋』
『愛と哀しみのボレロ』
『ローラ』
『華麗なる賭け』
『女と男のいる舗道』
『愛のイェントル』
『007ネバーセイ・ネバーアゲイン』

目次

親愛なる日本の友人たちへ   ミシェル・ルグラン
フランソワーズ・サガンによるミシェル・ルグラン(1972)
序   ステファン・ルルージュ

1 静かな時代
2 八歳での戦争
3 マドリッド通り一四番地
4 マドモワゼル・ブーランジェ──音楽の母
5 1944年春──5日間の大冒険
6 幼い頃の夏
7 父とのパス・ワーク
8 夏の公演旅行
9 ジュネール通り六番地
10 パリ、ニューヨーク
11 ディジー、マイルス、エヴァンス
12 新しい波と旧い波
13 ジャック・ドゥミ(一)──『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』
14 ジャック・ドゥミ(二)──『ロバと王女』
15 地を這うコンサート
16 ハリウッドへのパスポート──〈風のささやき〉
17 バラ色と黒──クロード・ヌガロ
18 私は歌う
19 ミニチュア飛行機クラブ
20 スティーヴ・マックイーンの三つのイメージ
21 父親代わりの人々
22 作曲の場
結びにかえて(一時的なあとがき)

訳者あとがき
解題 新鮮な発見に満ちた珠玉の回想録   濱田高志
人名・作品名索引

著者プロフィール

ミシェル・ルグラン  (ミシェルルグラン)  (

1932年2月24日、母マルセル、父レイモンのもとパリで生まれる。本名ミシェル=ジャン・ルグラン。幼少時からピアノに親しみ、11歳でパリのコンセルヴァトワールに入学。和声法とピアノを専攻、作曲法をナディ・ブーランジェに師事。54年、フィリップスと契約し、作・編曲活動が本格化。以来今日に至るまで、ヌーヴェル・ヴァーグ期を含むフランス映画やハリウッド作品の音楽を多数手がけている。63年には盟友ジャック・ドゥミとともに斬新なミュージカル映画『シェルブールの雨傘』で世界を席巻。またマイルス・デイヴィスらを起用したアルバム『ルグラン・ジャズ』(58年)や、自身のヴォーカル・アルバム『ミシェル・ルグラン』(81年)も高い評価を得た。音楽を手がけたおもな映画に『ローラ』『ロシュフォールの恋人たち』『おもいでの夏』『女と男のいる舗道』『華麗なる賭け』『愛と哀しみのボレロ』『ネバーセイ・ネバーアゲイン』などがある。

ステファン・ルルージュ  (ステファンルルージュ)  (共著

1970年生まれ。映画音楽を専門とするジャーナリスト。1992年以降、映画に関する記事や本を執筆し、パリ第一大学で教鞭を執るほか、司会業、コンサートの企画、「エクテル・シネマ」シリーズをはじめとするCDコレクションの企画・プロデュースなどを手がけている。ミシェル・ルグランを筆頭に、ポール・ミラスキ、ジョルジュ・ドルリュー、モーリス・ジャール、フランシス・レイ、エンニオ・モリコーネなどの作曲家と共に質の高い仕事を続け、現在に至る。

高橋明子  (タカハシアキコ)  (

1939年東京都生まれ。慶應義塾大学文学部英文学科卒。62年から30年にわたり、レコード業界で音楽出版業務、洋楽ディレクター、制作プロデューサーなどを歴任。70年代にはデヴィッド・ボウイ、ルー・リードなどのプロモーションに力を注いだ。退職後は音楽、舞踊関係の翻訳を行う傍ら、ロマネスク美術に魅せられ、早稲田大学で芸術学修士号を取得。フランスやスペイン各地を訪れている。訳書にD. ダルトン/L. ケイ『ロック偉人伝』(シンコー・ミュージック)などがある。

濱田高志  (ハマダタカユキ)  (監修

1968年生まれ。音楽ライター兼アンソロジスト。これまで国内外で企画・監修したCDは400タイトルを数える。そのほか音楽書や画集の企画・編集、テレビ・ラジオ番組の監修・構成など様々な分野で活躍。ミシェル・ルグランからの信頼も厚く、世界初の公認本『ミシェル・ルグラン 風のささやき』(音楽之友社)を執筆したほか、1995年以降日本で発売された彼のCDの大半で企画・監修を務めている。

上記内容は本書刊行時のものです。