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あけもどろの空 高柳杉子(著) - 子どもの未来社
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あけもどろの空 (アケモドロノソラ) ちびっこ ヨキの沖縄戦 (チビッコヨキノオキナワセン)

児童図書
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A5判
縦218mm 横153mm 厚さ13mm
重さ 300g
108ページ
上製
定価 1,500円+税
ISBN
978-4-86412-011-1   COPY
ISBN 13
9784864120111   COPY
ISBN 10h
4-86412-011-0   COPY
ISBN 10
4864120110   COPY
出版者記号
86412   COPY
Cコード
C8093  
8:児童 0:単行本 93:日本文学、小説・物語
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2010年11月
書店発売日
登録日
2010年9月6日
最終更新日
2017年3月18日
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紹介

■本書の刊行について
『あけもどろの空――ちびっこヨキの沖縄戦』刊行発起人代表 
高柳美知子

 本書は、恐ろしい戦争に耐えて生きのびる家族の、やさしさに満ちた物語です。
 内容は、著者の母ヨキさんの六歳当時の記憶を忠実になぞっており、悲しみも喜びも、少女のあどけない心にきざまれたそのままを描いています。
 タイトルの「あけもどろ」とは、太陽が東の空を染め始める空をあらわす沖縄の言葉で、太古から地上の命をはげまし続けてきたその荘厳な光景は、本書のテーマにふさわしいものです。
 著者・高柳杉子は、一九六五年、沖縄で生まれました。沖縄戦を六歳で体験した両親を持ち、中学校の教員を務めたこともあり、沖縄戦を子どもたちに伝えることに熱意を持って、本書を準備していました。しかし、こころざし半ばにして病に倒れ、二〇〇九年八月、帰らぬ人となりました。本書は、そのこころざしを親族と友人で引き継いで完成したものです。
 

前書きなど

■本書の刊行について
『あけもどろの空――ちびっこヨキの沖縄戦』刊行発起人代表 
高柳美知子

 本書は、恐ろしい戦争に耐えて生きのびる家族の、やさしさに満ちた物語です。
 内容は、著者の母ヨキさんの六歳当時の記憶を忠実になぞっており、悲しみも喜びも、少女のあどけない心にきざまれたそのままを描いています。
 タイトルの「あけもどろ」とは、太陽が東の空を染め始める空をあらわす沖縄の言葉で、太古から地上の命をはげまし続けてきたその荘厳な光景は、本書のテーマにふさわしいものです。
 著者・高柳杉子は、一九六五年、沖縄で生まれました。沖縄戦を六歳で体験した両親を持ち、中学校の教員を務めたこともあり、沖縄戦を子どもたちに伝えることに熱意を持って、本書を準備していました。しかし、こころざし半ばにして病に倒れ、二〇〇九年八月、帰らぬ人となりました。本書は、そのこころざしを親族と友人で引き継いで完成したものです。
 出版にあたっては、子どもの未来社の伊藤さんに貴重なご助言をいただくなど、大変お世話になりました。この本に関わったすべての方に感謝申し上げます。
 二〇一〇年八月

版元から一言

子どもの未来社から「戦争児童文学」を刊行します。
内容紹介は以下のとおりです。
■本書の刊行について
『あけもどろの空――ちびっこヨキの沖縄戦』刊行発起人代表 
高柳美知子

 本書は、恐ろしい戦争に耐えて生きのびる家族の、やさしさに満ちた物語です。
 内容は、著者の母ヨキさんの六歳当時の記憶を忠実になぞっており、悲しみも喜びも、少女のあどけない心にきざまれたそのままを描いています。
 タイトルの「あけもどろ」とは、太陽が東の空を染め始める空をあらわす沖縄の言葉で、太古から地上の命をはげまし続けてきたその荘厳な光景は、本書のテーマにふさわしいものです。
 著者・高柳杉子は、一九六五年、沖縄で生まれました。沖縄戦を六歳で体験した両親を持ち、中学校の教員を務めたこともあり、沖縄戦を子どもたちに伝えることに熱意を持って、本書を準備していました。しかし、こころざし半ばにして病に倒れ、二〇〇九年八月、帰らぬ人となりました。本書は、そのこころざしを親族と友人で引き継いで完成したものです。
 

著者プロフィール

高柳杉子  (ヤカヤナギ スギコ)  (

1965(昭和40)年、本土返還前の沖縄に生まれる。立正大学文学部文学科卒。大学卒業後、故郷の沖縄で国語教師として5年間勤務の後、結婚のため北海道へ渡る。2009(平成21)年、8月、がんのため死去。享年44歳。故郷は、沖縄戦で、村民の半数以上もの犠牲者を出した南部有数の激戦地で、杉子の祖父、父、母も同村出身。祖父は「生き残った者の努め」として、戦争で散逸した戸籍の回復に尽力。杉子も、平和教育活動に積極的に参加するなど、社会的弱者に常に心を寄せ、世の中の不条理に憤る、凛とした芯の強い人だった。

上記内容は本書刊行時のものです。