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原子力総合年表 舩橋晴俊(編) - すいれん舎
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詳細画像 0

原子力総合年表 福島原発震災に至る道

発行:すいれん舎
縦27mm 横20mm 厚さ48mm
重さ 2215g
896ページ
定価 18,000円+税
ISBN
978-4-86369-247-3
Cコード
C0020
一般 単行本 歴史総記
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年7月
書店発売日
登録日
2014年6月30日
最終更新日
2014年8月13日
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紹介

本書は4部構成73点の年表の集積により日本と世界のおける原子力開発利用の経過と原子力が引き起こしてきた様々な問題を40人の研究者が総合的に明きからにした、原子力問題ドキュメントの決定版である。第一部では福島原発震災の経過を3点250頁の年表で詳細に把握した。第二部では原子力問題の歴史的経過を総覧できるように重要事項を抽出し「重要事項統合年表」を作成したほか、原子力問題を理解するのに重要なテーマ別年表を収録した。第三部では日本国内すべての原発を含む主要な原子力施設の詳細なドキュメントを45点の年表に収録した。第4部ではアメリカ、フランスをはじめ原子力を推進してきた16か国地域の年表を収録したほか、大事故や被曝問題などテーマ別年表も収録し、原子力問題の世界的動向の把握と解明に努めた。またすべての記事項目に出典を明示し、事実の確認、追加的情報が可能なようにした。

目次

序論 『原子力総合年表』の課題と構成
第1部 福島第一原発震災年表
 1福島第一原発・概略年表
 2福島原発震災・四事故調調査報告対照時分単位年表
 3福島原発震災・詳細経過六欄年表
第2部 重要事項統合年表とテーマ別年表
 A1重要事項統合年表
 A2日本のエネルギー問題・政策
 A3原子力業界・電事連
 A4原発被曝・労働
 A5原子力施設関連訴訟
 A6メディアと原子力
第3部 日本国内施設別年表
 B稼働段階の原発
  B1泊原発  B2東通原発  B3女川原発  B4福島第一原発  B5福島第二原発
  B6柏崎刈羽原発  B7東海・東海第二原発  東海再処理施設  B8浜岡原発
  B9志賀原発  B10敦賀原発  B11美浜原発  B12大飯原発  B13高浜原発
  B14島根原発  B15伊方原発  B16玄海原発  B17川内原発  
  B18ふげん原発  B19高速増殖炉もんじゅ
 C建設中・計画中・計画断念原発
  C1大間原発  C2上関原発  C3浪江・小高原発  C4巻原発  C5珠洲原発
  C6久美浜原発  C7芦浜原発  C8日置川原発  C9日高原発  C10窪川原発
  C11豊北・田万川・萩原発  C12串間原発
 D核燃料サイクル・廃棄物・その他
  D1六ヶ所村核燃料サイクル施設問題
  D2高レベル放射性廃棄物問題
  D3むつ市中間貯蔵施設
  D4東洋町高レベル放射性廃棄物問題
  D5幌延町高レベル放射性廃棄物問題
  D6人形峠ウラン残土問題
  D7京大原子炉実験所
  D8原子力船むつ
第4部 世界テーマ別年表と世界各国年表
 E世界テーマ別年表
  E1世界のエネルギー問題・政策
  E2国際機関・国際条約
  E3核開発・核管理・反核運動
  E4放射線被曝問題
  E5ウラン鉱山と土壌汚染
 F各国・地域別年表
  F1アメリカ  F2カナダ  F3イギリス  F4フランス  F5ドイツ  F6フィランド
  F7スウェーデン  F8旧ソ連・ロシア  F9中国  F10台湾  F11韓国
  F12北朝鮮  F13東南アジア  F14オセアニア  F15アフリカ
  その他諸地域(データ表) その他ヨーロッパ諸国 中米諸国(メキシコ) 中近東諸国 南米諸国
 G原子力関連事故
  G1重要事故  G2スリーマイル島事故  G3チェルノブイリ事故  G4JCO臨界事故
出典一覧
索引 事項索引 人名索引 地名索引
執筆者・協力者一覧
あとがき 



前書きなど

「刊行にあたって」

 『原子力総合年表』の課題は、日本および世界における原子力開発利用の経過と原子力が引き起こしてきたさまざまな問題を、73点の年表の集積という方法によって総合的に明らかにし、人類社会が、今後、原子力をどのように扱ったらよいのかを考え、選択するための基盤となる資料を提供することである。
 本書の企画の直接的背景は、2011年3月11日に発生した東日本大震災と、その中での東京電力福島第1原子力発電所の過酷事故が引き起こした広範・深刻な被害の衝撃である。
 福島原発震災は、なぜこのような原子力災害が日本社会で発生したのかという点で、防災対策のあり方、原子力規制と技術のあり方、日本のエネルギー政策のあり方、政策決定過程のあり方などに多角的な反省と解明を要請するものである。同時に、それは20世紀中盤より世界各国で続けられてきた、原子力の軍事的、民事的利用のあり方と、原子力を利用しながら推進されてきた経済成長のあり方や社会のあり方にも、批判的解明という課題を投げかけるものであった。
 このような課題は現代日本社会の中のさまざまな立場に立つ人に同時に投げかけられているが、社会科学の課題としては、歴史の徹底した検証のための基本的データを集積整理し、広く公論形成と学問的研究の共通基盤を確立することに、優先的に取り組むべきである。そこで、日本の環境社会学で蓄積されてきた「問題解明の方法としての年表作成」という方法を、原子力問題に適用し、原子力をめぐる政策と歴史的基本事実を整理し、さまざまな関心にもとづく原子力問題の検討・研究の共通基盤となる素材を形成し、広く社会に提供することを目的としたものである。

著者プロフィール

舩橋晴俊  (フナバシ ハルトシ)  (

法政大学教授 法政大学サステイナビリティ研究所副所長

金慶南  (キム キョナム)  (

法政大学准教授 

竹原裕子  (タケハラ ヒロコ)  (

法政大学サステイナビリティ研究所客員研究員

平林祐子  (ヒラバヤシ ユウコ)  (

都留文科大学教授

森下直紀  (モリシタ ナオキ)  (

和光大学専任講師

安田利枝  (ヤスダ リエ)  (

嘉悦大学教授

上記内容は本書刊行時のものです。