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中国のピノッキオ
発行:てらいんく
A5変形判
268ページ
上製
定価
1,800円+税
- 初版年月日
- 2008年3月
- 書店発売日
- 2008年3月15日
- 登録日
- 2010年2月18日
- 最終更新日
- 2015年8月22日
紹介
人間のこどもになった「ピノッキオ」の創作第2弾。
人間形成の旅に出たピノッキオは、自分自身のルーツを探すために中国を訪ねる。
中国文化の歴史、自然、人がピノッキオを通して語られ、物語が展開される。
目次
序章 リスボンからキンサイへ
第1章 寧波の酒場通り
第2章 酒場の客たち
第3章 ウェイ、酒場をやめる
第4章 八百屋店主のふしぎな話
第4章 八百屋店主のふしぎな話
第5章 八百屋店主のふしぎな話
第6章 澄華という道士
第7章 蘇少年と出会う
第8章 南京の町と村
第9章 ミンさんの料理
第10章 蘇流源の語る戦争
第11章 悲鵬の絵
第12章 宜興の村で
第13章 杭州で
第14章 会稽山の老婆
第15章 思いがけない出会いと別れ
第16章 陶磁器に魅せられて
第17章 四峰山で
第18章 別れ
前書きなど
このたび「それからのピノッキオ」の続編として、同じ著者によって「中国のピノッキオ」が出版される。
その作品の書き出しは、仙女様の母親が葬られている墓所と自分自身のルーツを探す
ために、ピノッキオがリスボンの港から中国の杭州に向けて出発するところから始まる。前書によれば、ピノッキオの母親は、仙女様の母親と同様に中国人であり、彼は自分の母親の生まれ故郷中国に対する強い憧れと深い親近感を抱いていた。この荒唐無稽とも思われる前作の約束ごとから、今回のピノッキオの冒険物語は展開される。
版元から一言
著者の中国の歴史、文化、地誌の知識の深さが、読者を興味深く物語に引き込んでいきます。
上記内容は本書刊行時のものです。