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路上の身体・ネットの情動
3.11後の新しい社会運動:反原発、反差別、そしてSEALDs
発行:青灯社
四六判
268ページ
価格
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年6月
- 書店発売日
- 2016年6月30日
- 登録日
- 2016年6月17日
- 最終更新日
- 2016年10月7日
紹介
ハイカルチャーの知ではなく、「地べたの思想戦」を戦う知へ。
著者が四〇人以上の人々にインタビューを行い、厳選してまとめた、新しい、個々の物語としての社会運動の姿。
「人々は何を思い、何故参加し、何を訴えたのか。3.11からの時代の傷をめぐる、人々の物語。震災後の社会を見つめた、社会情報学者による必読の記録。」
(SEALDs・ReDEMOS代表理事・市民連合 奥田愛基)
目次
序 傷をめぐる人々の物語
第1章 反原発運動
原発事故と抗議行動
TwitNoNukes─雲のように集まり、雲のように消える
官邸前抗議──開放された車道
黙々と止める人々
第2章 反差別運動
差別を許さない
はじまりのKポペン
レイシストをしばき隊
第3章 そしてSEALDs
海底
一五年安保とSEALDs
もう一つの源流─U-20デモ実行委員会
SEALDs、それぞれの来歴
SEALDsをめぐる賞賛と批判─ツイッターテキスト分析
六頭の龍の背に乗って
まとめ
前書きなど
本書では
一、「路上の身体」の獲得
二、社会運動とインターネットの相互関係(ネットの情動)
三、再帰性を失わない恒常性の希求としての社会運動
四、国民と国家の緊張関係としての社会運動
といった主題を、社会運動に参加した人々のインタビューやテキストから読み取っていく。合理的選択ばかりではなく、自己の体験を語る物語から読み取れる感情や身体の感覚に焦点を当てる。個人がどうして社会運動に参加しているのかということが関心であるためである。また、社会運動は、人々が物語を共有することによって実現されていると考えるからである。(「序 より」)
上記内容は本書刊行時のものです。