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安倍晋三が〈日本〉を壊す
この国のかたちとは:山口二郎対談集
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2016年5月
- 書店発売日
- 2016年5月13日
- 登録日
- 2016年4月22日
- 最終更新日
- 2016年6月21日
紹介
安倍政権が目指し、実行しようとしている安保法案、経済政策、原発再稼働、メディア介入、国体のあり方──。
それらの問題点と危険性について、各分野の第一人者たちが徹底批判し、今後の国のあり方を考える対談集!
「今、世界中がアベ化している」(山口二郎)
「〈日本は米国の属国〉が主題化されていない」(内田 樹)
「国の姿の議論を避ける胡散臭さ」(柳澤協二)
「株主配当を抑えれば賃金は3割UPできる」(水野和夫)
「原発はすでに終わった産業技術」(山岡淳一郎)
「安倍さんの手法はメディアのトップを落とす」(鈴木哲夫)
「戦後憲法は、戦前弾圧されたリベラリストが支えた。
たんなるGHQの押しつけではない」(外岡秀俊)
「安倍政治の〈国体〉は成功しない」(佐藤 優)
目次
Ⅰ 内面の葛藤を持たない安倍首相 〈内田 樹×山口二郎〉
Ⅱ〈日本のかたち〉を変える安保法制 〈柳澤協二×山口二郎〉
Ⅲ 自民党は「株主党」だ 〈水野和夫×山口二郎〉
Ⅳ 脱原発を妨げる国際原子力複合体 〈山岡淳一郎×山口二郎〉
Ⅴ 安倍首相のメディア支配の手法 〈鈴木哲夫×山口二郎〉
Ⅵ 憲法を根付かせたリベラルの伝統 〈外岡秀俊×山口二郎〉
Ⅶ 安倍さんは我々の醜い姿の鏡だ 〈佐藤 優×山口二郎〉
終章 民主政治の危機と好機 〈山口二郎〉
前書きなど
本書は、安倍晋三政権が進める日本の民主政治と市民社会の破壊に対して、抵抗と対抗提案を打ち出す人々と私の討論を収めた。このまま安倍政権の好き放題を許していては、戦後の民主政治と人々の生活が取り返しのつかないまでに破壊されるのではないか、二〇一六年の参議院選挙でこれを止めることができなければ、この年は日本の民主政治にとってのポイントオブノーリターンになるのではないかという危機感が、すべての論者に共通している。
(山口二郎「終章」より)
上記内容は本書刊行時のものです。