版元ドットコム

探せる、使える、本の情報

文芸 新書 社会一般 資格・試験 ビジネス スポーツ・健康 趣味・実用 ゲーム 芸能・タレント テレビ・映画化 芸術 哲学・宗教 歴史・地理 社会科学 教育 自然科学 医学 工業・工学 コンピュータ 語学・辞事典 学参 児童図書 ヤングアダルト 全集 文庫 コミック文庫 コミックス(欠番扱) コミックス(雑誌扱) コミックス(書籍) コミックス(廉価版) ムック 雑誌 増刊 別冊 ラノベ
精神世界の教科書 松村 潔(著) - アールズ出版
.

精神世界の教科書

A5判
320ページ
並製
定価 2,000円+税
ISBN
978-4-86204-224-8
Cコード
C0011
一般 単行本 心理(学)
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年5月
書店発売日
登録日
2012年4月11日
最終更新日
2016年3月16日
このエントリーをはてなブックマークに追加

紹介

多種多様な精神世界分野はどう絡み合っているのか、霊的な力はどのようにして発揮されるのか、どのようなトレーニングを積めば霊的な力を手に入れることができるのか……精神世界探求の第一人者が懇切丁寧に解説します。「精神世界年表」&「精神世界キーワード解説」付! スピリチュアルに関心のある一般読者から精神世界に携わる人まで、まさに「必携の書」です。

目次

プロローグ 精神世界とは
 
第1章 精神世界はどう発展してきたか
 アメリカで始まったニューエイジ運動
 オウム真理教事件で打撃を受ける
 内面の探求の行き着く先
 精神世界を題材にしたアニメが次々ヒット
 精神世界はマイナスを補うためか、それともさらならプラスを生むためか

 ●精神世界は金持ちの道楽?
 精神世界にかわるものを誰でもひとつは求めている

第2章 精神世界で読み解く日本人のルーツと未来像
 今日的精神世界
 光の文化とマナの文化
 太陽神信仰と星信仰
 三輪山の巫女、針金のような女性
 環太平洋の島々で色濃く残るトランス文化
 宇宙人あるいは宇宙的な存在
 翼を持つことと、根を持つことは矛盾していない
 日本人の特殊性
 非個性の日本人は意図的に設計された

第3章 精神世界においての「脳」の位置づけ
 精神世界のさまざまな種類
 脳への働きかけ、変性意識
 3つの脳
 超能力の作用は古い脳に関係する
 脳は3パーセントしか使っていないという説
 リモート・ヴューイングで成功する人と失敗する人の違い
 地球神経ネットワークそのものに同調すること
 脳は目の前のものを全部見ていない
 宗教・神秘主義、精神世界の目的は長期的素材に、心身組織を建て替えること
 生命の樹での脳の位置づけ
 バイノーラルビート
 タロットカードに描かれた意識のステップ
 フォトリーディング

第4章 「前世」の本質
 ヒプノセラピーや前世療法
 プラトン年、月、日
 点の数を増やすこと

第5章 より大きな意識の自分を回復するために
 過去からエーテル体の乗り物を取り戻す
 自分の大きな結晶をつくる
 上と下は複雑系的な関係
 72年単位から2200年サイクルへつながるためのつなぎの蛇、筒
 先天的に目覚めた人はいない
 神智学と、プラトンサイクルは出発点が違う
 シュタイナーとグルジエフの体系の類似性
 図形認識、数字のロゴス
 16分割の発想もある
 忽然と消えた種族

第6章 空間的に散りばめられた大きな自己の部品を回収する
 旅行や、歩き回ることで回収する
 系列の異なるラインから適したラインを選び出す
 走ることでつながる
 鎌倉から富士山へ

第7章 脱同一化と変成意識
 アサジョーリのサイコシンセシス
 ねぶた祭り
 阿波踊り
 能

第8章 古脳や潜在意識を刺激する
 タロットカードのパスワーク
 西洋占星術とアカシックリーディング
 サロスサイクルは魂の受胎設計図という発想法
 神聖幾何図形
 ヨガ

第9章 精神世界の要素を持つセラピー
 東洋医学や療法、セラピー、ヒーリング
 シータヒーリング
 マトリックス・エナジェティクス
 音楽療法
 
第10章 霊的意識の目覚めへ、できることから始めよう
 夢
 食事
 パワーストーン、水晶スクライイング

プロローグ 精神世界とは
 
第1章 精神世界はどう発展してきたか
 アメリカで始まったニューエイジ運動
 オウム真理教事件で打撃を受ける
 内面の探求の行き着く先
 精神世界を題材にしたアニメが次々ヒット
 精神世界はマイナスを補うためか、それともさらならプラスを生むためか

 ●精神世界は金持ちの道楽?
 精神世界にかわるものを誰でもひとつは求めている

第2章 精神世界で読み解く日本人のルーツと未来像
 今日的精神世界
 光の文化とマナの文化
 太陽神信仰と星信仰
 三輪山の巫女、針金のような女性
 環太平洋の島々で色濃く残るトランス文化
 宇宙人あるいは宇宙的な存在
 翼を持つことと、根を持つことは矛盾していない
 日本人の特殊性
 非個性の日本人は意図的に設計された

第3章 精神世界においての「脳」の位置づけ
 精神世界のさまざまな種類
 脳への働きかけ、変性意識
 3つの脳
 超能力の作用は古い脳に関係する
 脳は3パーセントしか使っていないという説
 リモート・ヴューイングで成功する人と失敗する人の違い
 地球神経ネットワークそのものに同調すること
 脳は目の前のものを全部見ていない
 宗教・神秘主義、精神世界の目的は長期的素材に、心身組織を建て替えること
 生命の樹での脳の位置づけ
 バイノーラルビート
 タロットカードに描かれた意識のステップ
 フォトリーディング

第4章 「前世」の本質
 ヒプノセラピーや前世療法
 プラトン年、月、日
 点の数を増やすこと

第5章 より大きな意識の自分を回復するために
 過去からエーテル体の乗り物を取り戻す
 自分の大きな結晶をつくる
 上と下は複雑系的な関係
 72年単位から2200年サイクルへつながるためのつなぎの蛇、筒
 先天的に目覚めた人はいない
 神智学と、プラトンサイクルは出発点が違う
 シュタイナーとグルジエフの体系の類似性
 図形認識、数字のロゴス
 16分割の発想もある
 忽然と消えた種族

第6章 空間的に散りばめられた大きな自己の部品を回収する
 旅行や、歩き回ることで回収する
 系列の異なるラインから適したラインを選び出す
 走ることでつながる
 鎌倉から富士山へ

第7章 脱同一化と変成意識
 アサジョーリのサイコシンセシス
 ねぶた祭り
 阿波踊り
 能

第8章 古脳や潜在意識を刺激する
 タロットカードのパスワーク
 西洋占星術とアカシックリーディング
 サロスサイクルは魂の受胎設計図という発想法
 神聖幾何図形
 ヨガ

第9章 精神世界の要素を持つセラピー
 東洋医学や療法、セラピー、ヒーリング
 シータヒーリング
 マトリックス・エナジェティクス
 音楽療法
 
第10章 霊的意識の目覚めへ、できることから始めよう
 夢
 食事
 パワーストーン、水晶スクライイング

巻末資料① 精神世界年表

巻末資料② 精神世界キーワード解説
 宗教/思想・学問/日本にまつわること/占い/自己啓発/スピリチュアルキーワード/世界の文化/UFO、オカルト/人間の能力/心理学/代替療法/社会の動き/人物/文化の中のスピリチュアル・オカルト

前書きなど

はじめに

 精神世界のことを考える時に、一番重要なポイントは、物質とは違う、気の身体つまりエーテル体という言葉で表現されるものを認めるかどうか、ということに尽きると思われる。
人間の身体はふたつあり、ひとつは目に見える肉体で、それは感覚で認識される。目に見えるもの、触れるもの、つまり確実だと思われるものは感覚ということを意味している。
多くの人が勘違いすると思うけれど、オーラとか、見えないものを察知するのに、そういうことがわかる感覚が発達してきたという言い方をする場合があるが、感覚は精密な機械のようなもので、死んで硬直したもの、という種類のもので、見えないものを察知するような性質はまったくのところ感覚にはない。
いつ食べても同じ食べ物は同じ味がして、また見える距離も同じで、重たいものはいつ持っても重たい。感覚はわたしたちが、この世界を認識するためのセンサーなので、そこに特殊な働きが入ってくると、それは機械が壊れるようなもので、実生活そのものがうまくいかなくなる。

 二番目の身体とは、エーテル体の身体で、これは感覚では認識できず、また肉体にぴったりと重なっておらず、微妙にずれがある。非常に古い時代に、この肉体とエーテル体はだんだんと重なってきたのだという。
今でも、馬はまだそんなに完全には重なっていないという。このエーテル体は、物質よりも上にある次元すべての受け皿になる。神話的なもの、想像的なもの、あらゆるものはこのエーテル体が受け止める。精神世界に接するには、このエーテル体という二番目のボディを認識しないことには、まったく不可能になると思う。
 この二種類があるということを考えると、わたしたちは人間や世界に対しての、思い込み、勘違い、解釈の行き過ぎなどを避けることができる。
あの人は霊的な感覚が発達しているという、おかしな混乱した表現を避けることができる。感覚は世界と通信する道具なので、他の人と違ってはいけない。不思議なものはすべて、感覚の担当からはずして、すべてエーテル体のほうに負わせることで、わたしたちは生き方を整理できる。
たとえば色というのは感覚で受け止めるもので、だから、色に霊性を見るということを主張すると、反対のものを同一視することになり、その先は行き止まりになることはわかりきっているので、感覚と非感覚は分けておいたほうがいい。
 はっきりとふたつのボディがあり、その役割が違うということを決めておいたら、今度はエーテル体をもっと発達させるためにいろいろな試みをすることができる。それにわたしたちは、このエーテル体を認識することで、リラックスできる。エーテル体はより上位の次元との梯子なのだと考えると、物質という土牢(つちろう)のようなものに閉じ込められた状況での抑圧感とか怒りを過剰に感じないで済む。そうすれば、また人にも自分の意見を極端に押し付けないようになる。

 精神世界の出発点は、この肉体とエーテル体は違うということを認識するという単純なことから始まる。しかもそれは非常に古い時代から、そう言われてきた。
日常の生活の中に、エーテル体が受け持つ霊的な作用、神秘的なものを混ぜないこと。たとえば神社には鳥居があり、狛犬がいる。そこから奥に入ると、それは日常の空間ではない。つまりそこからは肉体の感覚が受け取る情報の領域ではなく、エーテル体の領域だ。神社の中でご飯を食べたり、喧嘩したり、テレビを見たり、ネットを探索したりはあまりしない。それらはみな神社から戻ってきて、連続した生活の中で取り組むものだ。
西欧の伝統では、名前を変えるということも考えられた。戸籍名と、シンボリックな名前のふたつを持つ。実はニックネームも、呼びやすい気安い名前というよりも、もともとはエーテル体という二番目のボディにつける名前からきていると思う。それは機械の型番のようなものでなく、もっと本人のイメージとか個性をあらわすために考案される。
 あらためてこのふたつを分けて、精神世界に取り組んでみようというのがわたしの主張で、本文では、これを光の文化とマナの文化というふうに対比させてもみた。互いに踏み込まないようにするのが重要なことだが、それはあまり守られていない。

 では、どうしたらエーテル体を発達させられるのか。エーテル体の領域をもっと拡張するためには、遊び、踊り、音楽、ゲームなど高揚感を感じさせるものが入り口としては向いていると思う。運動も入りやすいと思われる。
感覚の分野で、運動の効果を説明しようとすると、感覚で認識可能な特定の物質がどのように脳に影響を与えているのかという感覚の面での効果のみになるので、もうひとつ別の側面からの効果も考えたほうがいい。ふたつの異なる原理で働くものを、ひとつの法則で説明するというのは、どうしても強引なやり方をしなくてはならない。
この二種類のボディで、棲み分けをしながら、あらゆることを考えてゆくと、広がりも多様さも出てきて、健康にいいのではないかと思う。本書はそういうところから精神世界について考えてみた。

2012年4月 松村潔

著者プロフィール

松村 潔  (マツムラ キヨシ)  (

1953年生まれ。
10代の頃より西洋占星術や古代哲学(ヘレニズム思想)、西洋神秘学に興味を持ち研究を開始。数秘術、エニアグラム、タロット、カバラ、十牛図などにも造詣が深い。
著書に『神秘のサビアン占星術』(学研)、『未来辞典 3年後の私がわかるサビアン占星術』(角川書店)、『「たましいのこと」十牛図で考える人生』(中央出版)、『死後を生きる』『スピリチュアル・パワーを呼び込む エーテル体に目覚める本』(アールズ出版)など多数。

上記内容は本書刊行時のものです。