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復刻版 南豫史(南予史)
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年2月
- 書店発売日
- 2014年3月1日
- 登録日
- 2014年7月28日
- 最終更新日
- 2014年7月28日
紹介
大正4年刊、雄大な構想のもとに西南四国の地誌・歴史を網羅した1100頁に及ぶ『南豫史』は、高い評価を得ながらも、現在入手困難な幻の書となっている。百年の時を超え、神津陽による解説、索引などを付してここに復刻。
目次
1.『南豫史』復刻に寄せて
1-1.久保盛丸とはどのような人か?(久保盛浩)
1-2.久保盛丸直系家系図
1-3.『南豫史』解説(神津 陽)
1-4.『復刻版 南豫史』索引の作成方針
1-5.天巻歴史事項仮目次
1-6.地巻地理事項仮目次
2.『南豫史』本文
2-1.木村鷹太郎先醒序(久保盛丸記)
2-2.序(田中瀧三郎)
2-3.自序に代へて
2-4.凡例七則
2-5.引用參考書類
2-6.天巻(天1-天575)
2-7.地巻(地1-地491)
2-8.人巻(人1-人2)
2-9.跋 南豫史の水晶に與ふ(内山鐡杖)
2-10.南豫史を薦む(井上不二)
3.『南豫史』(全)人名索引(神津陽選)
前書きなど
「南豫史」は宇和島市の多賀神社宮司だった久保盛丸が、大正4(1915)年に刊行し定評を得た郷土史本である。盛丸が南予時事新聞記者の傍ら各地で収集した故事伝承を収集し、24歳で出版。雄大な構想のもとに、非公開の伊達家資料に当たり、「清良記」など当時未公刊の資料を発掘し、土着の郷土史伝承にまで言及する、1100頁に及ぶ圧巻である。
しかし、自費出版の形で世に問うた故に流通部数が少なく、すでに100年近く経て現物を保持する者は殆どいない。愛媛県下でも主要図書館にのみ保存されているに過ぎず、好事家が探し求める幻の郷土史本となってしまった。
この、永く待たれていた『南豫史』の復刊が、ようやく実現する。このことを喜ぶとともに、「南豫史」、また、多岐にわたる業績を残した久保盛丸の再評価を期待する。 (神津 陽)
版元から一言
創風社出版創業30年記念出版
百年の時を超え西南四国の地誌・歴史を網羅した幻の大著『南豫史』復刻!
上記内容は本書刊行時のものです。