.
【利用可】
書店員向け情報 HELP
出版者情報
在庫ステータス
在庫あり
取引情報
取引取次:
ト・日 書店
直接取引:なし
初の国産軍艦「清輝」のヨーロッパ航海
発行:芙蓉書房出版
四六判
200ページ
並製
定価
1,800円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2019年1月
- 書店発売日
- 2019年1月21日
- 登録日
- 2018年11月26日
- 最終更新日
- 2019年1月17日
書評掲載情報
2019-12-22 |
読売新聞
朝刊 評者: 加藤徹(明治大学教授、中国文化学者) |
2019-02-07 | 朝雲新聞 |
MORE | |
LESS |
紹介
若手海軍士官たちはヨーロッパで何を見てきたのか
明治9年に横須賀造船所で竣工した初めての国産軍艦「清輝」が明治11年1月に横浜を出港したヨーロッパ航海は1年3か月の長期にわたった。
明治維新から10年で、軍艦を国産し、欧州へと航海させた海軍、その任務を見事に完遂した軍艦「清輝」、その航跡を追い、それを支えた若手士官にも焦点を当てたノンフィクション。
◆横須賀造船所で最初に造られた軍艦は「清輝」
◆ヨーロッパ派遣費用は現在の5億円
◆香港への途中で艦長用の端艇が流される
◆イギリス領香港で端艇を入手
◆イギリス領コロンボで牢獄を見学
◆ジェノバの海軍兵学校を見学
◆マルセイユへ、フランス人の艦内見学者は連日200人
◆プリマスの造船所でイギリス海軍の造船技術に感服する
◆ポートランドでイギリス艦隊を見学
◆ポーツマス入港、テムズ川を航行し大がかりな艦上レセプション
◆シェルブールに入港し、パリ万国博覧会を見学
◆ドイツの兵器産業を視察
◆コンスタンチノーブルでトルコ皇帝に謁見
目次
序 章 軍艦「清輝」の誕生
第一章 西南戦争と「清輝」
第二章 ヨーロッパ派遣の準備
第三章 「清輝」の応援士官は専門家集団
第四章 明治海軍の軍艦の海外派遣
第五章 日本出航からイギリスまでの航海
第六章 イギリス本土に到着
第七章 日本への帰路
第八章 「清輝」ヨーロッパ航海の意義
付録1 フランスのマルセイユの新聞記事
付録2 イギリスのヘラルド紙の記事
付録3 トルコ皇帝謁見の様子
「清輝」関係年表
上記内容は本書刊行時のものです。