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中国の戦争宣伝の内幕 フレデリック・ヴィンセント・ウイリアムズ(著) - 芙蓉書房出版
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中国の戦争宣伝の内幕 (チュウゴクノセンソウセンデンノウチマク) 日中戦争の真実 (ニッチュウセンソウノシンジツ)
原書: Behind the news in China

歴史・地理
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四六判
172ページ
並製
定価 1,600円+税
ISBN
978-4-8295-0467-3   COPY
ISBN 13
9784829504673   COPY
ISBN 10h
4-8295-0467-6   COPY
ISBN 10
4829504676   COPY
出版者記号
8295   COPY
Cコード
C0022  
0:一般 0:単行本 22:外国歴史
出版社在庫情報
品切れ・重版未定
初版年月日
2009年11月
書店発売日
登録日
2010年2月18日
最終更新日
2021年6月4日
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紹介

『暗黒大陸中国の真実』のラルフ・タウンゼントだけではなかった!70年前、支那事変前後の中国の真実の姿を訴え続けたアメリカ人ジャーナリストがいた。宣伝工作に巧みな蒋介石軍に対して、いかにも宣伝下手な日本人。日米関係の悪化を懸念しながら発言を続けたウィリアムズは真珠湾攻撃後にタウンゼントと同じく逮捕投獄された。

目次

第一章 極東の現状、その全体の俯瞰図
西洋列強のライバルとなった日本/孤立化した日本の対策と期待/蒋介石の野望/中国を侵食する共産主義
第二章 西安事件と頻発する日本人虐殺事件
西安事件の真相/蒋介石、対日開戦をドイツ顧問に告白/共産主義者、日本を挑発/通州事件/日本にいる中国人は安全である/盧溝橋事件
第三章 第二次上海事変の内幕
「アメリカを引きずり込め!」/蒋介石の上海攻撃/上海事変の開始/わざと自国民を犠牲にする中国軍/プロパガンダに頼る蒋介石
第四章 残虐きわまる中国軍を糊塗するプロパガンダ大戦略
「焦土作戦」と「氾濫作戦」/スケープゴートにされた張学良/中国ニュースの巧妙なからくり/中国軍による日本空襲?/ずる賢い宋美齢/博愛主義者・陸伯鴻の暗殺
第五章 日本のアジアに対する崇高な使命感
日本は満洲のサンタクロースである/アメリカは満洲国を承認すべき/軍閥のポケットに直行する支援金/日本機とロシア機の空中戦/張鼓峰事件の真相/日本人のアジアに対する使命感
第六章 パネー号事件と対米プロパガンダ大作戦
アメリカ人よ、目覚めよ/パネー号事件の真相/日本はアメリカの最高の貿易相手国である
第七章 阿片を蔓延させる日本というプロパガンダ
阿片を蔓延させているのは中国である/日本が作った満洲の麻薬吸引実態統計資料/中国は阿片を蔓延させたとして日本を非難
第八章 中国人と日本人を比較する
中国人は信用できるのか?/清潔な日本人と不潔な中国人/中国の少女売買/交際上手と交際下手/礼儀正しい日本人
第九章 チャイナタウンの暗殺団と中国の軍閥
恐ろしいチャイナタウンの暗殺団/暗殺団の実態/奴隷少女の売買ビジネス
第十章 反日を煽る偽写真
上海の廃墟に泣き叫ぶ赤ん坊/銃剣で処刑される中国兵/お人よしのアメリカ人
第十一章 ソ連の中国侵略を阻止しようと戦う日本
第十二章 宣教師の善意を利用して日本軍の悪を宣伝する
利用される宣教師/中国兵に虐殺される宣教師たち/南京の宣教師の打ち明け話/日本軍に感謝する宣教師たち
第十三章 広東と漢口の陥落、そしてその後の展望
【解説】よみがえるフレデリック・V・ウイリアムズ(田中秀雄)

著者プロフィール

フレデリック・ヴィンセント・ウイリアムズ  (ウィリアムズ,フレデリック)  (

1890年生まれのアメリカ人。少年時代に外人部隊に所属したり各地を放浪する冒険者のような生活を続け、その見聞を新聞紙上で発表することからジャーナリストの道に進む。サンフランシスコの新聞記者としてチャイナタウンの抗争事件を取材して有名となる。日中戦争の起る前から極東を取材旅行しながら共産主義の危険性に注目して、親日的立場から本書を執筆した。日米関係の悪化を懸念しつつ、ラルフ・タウンゼントらとともに発言を続け、真珠湾攻撃後にタウンゼントと同じく逮捕され、16ヵ月から4年という不定期刑を言い渡される。戦後の日本に再びやってきて、原爆を投下された長崎を訪れ、1956年にThe Martyrs of Nagasaki (長崎の殉教者)という本を出版している。死没年は不明。

田中 秀雄  (タナカヒデオ)  (

1952年福岡県生まれ。慶應義塾大学文学部卒。日本近現代史研究家。軍事史学会、戦略研究学会等の会員。著書に『映画に見る東アジアの近代』『石原莞爾と小澤開作』『石原莞爾の時代』(以上、芙蓉書房出版)『国士・内田良平』(共著、展転社)、編著に『もうひとつの南京事件』(芙蓉書房出版)、共訳書に『暗黒大陸中国の真実』『アメリカはアジアに介入するな!』(以上、芙蓉書房出版)がある。

上記内容は本書刊行時のものです。