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自分を売る男、猪瀬直樹 佐高 信(著) - 七つ森書館
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自分を売る男、猪瀬直樹 小泉純一郞に取り入り、石原慎太郎にも……

発行:七つ森書館
新書判
112ページ
並製
定価 700円+税
ISBN
978-4-8228-1266-9
Cコード
C0036
一般 単行本 社会
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2012年12月
書店発売日
登録日
2012年11月23日
最終更新日
2013年2月15日
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紹介

石原慎太郎の小役人にはまかせられない!

自明のことだが権力欲が強い。それに加えて「いばり体質」である。自身がない猪瀬は、石原以上に「暴」がひどくなる。

目次

第1章 自分を売る男、猪瀬直樹 
 「自分」を売るジャーナリスト
 棄てる程度の思想しか持ち合わせていない
 子分にしかなれない人間
 石原以上に「暴」に走る
 言葉の力を棄てている
 自己顕示欲の塊
 藤沢周平を読んでも理解できない人
 苦労人が成り上がると
 出発点のない人

第2章 目立ちたがりやのエセ改革者 
 虚名と無責任のマグマ
 「禁忌」に挑むジャーナリストではない
 背のびしたゴマスリ小僧
 ベスト・ノンフィクションには入れられない
 自慢話以外の話を聞いたことがない
 せめてミミズから人間に昇格してほしい
 死ななきゃなおらないシアワセ者
 自分に都合の悪いことには答えない
 人間の七面鳥性を教えてくれる
 あなたはエライんだよと言ってあげようか
 ミョウバン直樹という筆名を進呈しよう
 持ち上げればどこまでも登っていく俗物
 猪瀬と小泉の二人はエセ改革者にすぎない
 「コイズミカイカクバンザーイ」がただ一つのお題目
 権力に対してイエスと言う“石原ヒットラー”の手下

前書きなど

はじめに

 猪瀬直樹の名が少なからぬ人の口の端にのぼるようになったのは、小泉純一郎に見出されて道路公団の民営化ならぬ会社化に血道をあげるようになってからだろう。同じように小泉に引き上げられて郵政民営化ならぬ会社化に突っ走ったのが竹中平蔵だった。
 それで私は猪瀬や竹中を「小泉“改悪”」の側用人と批判したが、小泉や竹中がその後、格差を拡大したとして評判が悪くなったのに、猪瀬はちゃっかり小泉から石原慎太郎に取り入る先をかえて生き残った。
 小泉に重用されていたころ、猪瀬は講演で演壇に携帯電話を置き、
 「総理から連絡があるかもしれませんから」
 と断って話を始め、途中で電話が鳴ると、それに出て、
 「いま、総理から相談がありました」
 と言ったという。
 笑い話にしかならないことを本気でやる人間なのである。
 私は最初、「噂の眞相」に連載し、同誌休刊後は「創」で続けている「タレント文化人筆刀両断!」を『タレント文化人200人斬り』(毎日新聞社)としてまとめた。この中で十回余りも斬っているのは猪瀬直樹だけだが、それを第Ⅱ章にし、第Ⅰ章では改めて批判して、この際、緊急出版することにした。「猪瀬直樹の正体」を知るために最適の本だと、自負している。

著者プロフィール

佐高 信  (サタカ マコト)  (

1945年山形県生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、評論家、「週刊金曜日」編集委員。おもな近刊に『電力と国家』(集英社新書)『池波正太郎「自前」の思想』(田中優子との共著、同)、『新師弟物語』(岩波現代文庫)、『日本の社長はなぜ責任を取らないか』(毎日新聞社)、『西郷隆盛伝説』(角川文庫)『余白は語る』『民主党の背信と小選挙区制の罪』『竹中平蔵こそ証人喚問を』『日本および日本人論』(西部邁との共著)『メディアの破壊者 読売新聞』(清武英利との共編著)(いずれも七つ森書館)など。

上記内容は本書刊行時のものです。