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たとえ明日世界が滅びるとしても
元BC級戦犯から若者たちへの遺言
四六判
縦188mm
横130mm
厚さ22mm
重さ 400g
312ページ
上製
定価
2,000円+税
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2014年12月
- 書店発売日
- 2014年12月12日
- 登録日
- 2014年12月1日
- 最終更新日
- 2014年12月8日
紹介
●連合国の「戦争裁判」は何を裁いたのか?
●連合国の「戦争犯罪」はなぜ裁かれなかったのか?
☆強靭な精神力で自らの戦争犯罪を見つめ、「戦争犯罪」と「戦争裁判」を問う著者の遺言の書。
目次
【主要目次】
1章 世界は今─軍産複合体の下で
2章 わたしの罪状を問う起訴事実
3章 アメリカ軍の裏と表─正義と人道の名の下に
4章 わたしが体験したオランダ戦犯裁判─連合国の軍事裁判
5章 愛真高校生徒たちとの往復書簡
終章 沖縄県・伊江島での出会い
★考え続け問い続ける人・・・ 内海愛子
前書きなど
著者は、1948年8月、ニューギニアのオランダ軍事法廷で住民殺害の罪で20年の刑を言い渡された。
ニューギニアの戦いで18万人の若者たちが死に追いやられ、生きて帰ったのは2万人といわれる。西部ニューギニアの戦争犯罪に関連し
て逮捕された者は111人。起訴された事件は53件、起訴されたのは57人、うち9人が死刑、45人が有期・無期刑であり、筆者は45人
の中の一人であった。
チピナン刑務所をへて1950年横浜についたときには、「極悪非道な戦犯だった」。が、朝鮮戦争が起き、日本がサンフランシスコ講和条約
をむすぶと風向きはかわり、「救国の英雄」となった。釈放運動が起こり、一方で日本社会は再軍備の道を歩んでいく。それから半世紀以上が
流れ、いま再び日本は戦争ができる国になった。
上記内容は本書刊行時のものです。