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ビーズでたどるホモ・サピエンス史 池谷和信(編集) - 昭和堂
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ビーズでたどるホモ・サピエンス史 (ビーズデタドルホモサピエンスシ) 美の起源に迫る (ビノキゲンニセマル)

歴史・地理
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発行:昭和堂
A5判
縦210mm 横148mm
336ページ
定価 2,800円+税
ISBN
978-4-8122-1927-0   COPY
ISBN 13
9784812219270   COPY
ISBN 10h
4-8122-1927-2   COPY
ISBN 10
4812219272   COPY
出版者記号
8122   COPY
Cコード
C0020  
0:一般 0:単行本 20:歴史総記
出版社在庫情報
不明
初版年月日
2020年3月31日
書店発売日
登録日
2020年2月20日
最終更新日
2020年2月21日
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書評掲載情報

2020-07-12 読売新聞  朝刊
2020-06-27 毎日新聞  朝刊
評者: 磯田道史(国際日本文化研究センター准教授・日本近世・近代史)
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紹介

ビーズは現生人類の最初のアートと呼ばれる。その素材や細工は地域や時代によって多種多様。富や威信、集団の象徴など社会的役割も担ってきた。本書では、ビーズの誕生した約十万年前から現在まで、地球全域をフィールドに、ビーズを軸にホモサピエンス史をたどる。

目次

序 章 人類とビーズ
第Ⅰ部 ビーズの誕生とその展開
 第1章 人類最古のビーズ利用とホモ・サピエンス―世界各地の発見から
 第2章 新石器時代のストーンビーズ―狩猟採集・初期農耕時代のアジア
 第3章 縄文時代の装身具―多様な素材と翡翠ビーズ
 第4章 先史琉球の貝ビーズ文化―豊かな素材と素朴な文化
第Ⅱ部 古代国家と古代文明の形成・展開
 第5章 古代日本とユーラシア―ガラスビーズからみる交易
 第6章 インダス文明のカーネリアン・ロード―古代西南アジアの交易ネットワーク
 第7章 弥生・古墳時代の多様なビーズ―社会の複雑化と装飾
 第8章 エジプト文明にみる青緑色のビーズ―王と家臣、神と王権をつなぐ
 第9章 中国文明の宗教芸術にみるビーズ―敦煌莫高窟の菩薩装身具
第Ⅲ部 大航海時代と世界システム
 第10章 アフリカに渡ったガラスビーズ―ビーズ文化を受容した社会、しなかった社会
 第11章 アイヌと北方先住民を結ぶガラスビーズ―交易の歴史と文化的役割
 第12章 オセアニアのガラスビーズがきた道―航海誌・考古学・民族資料からたどる
 第13章 オセアニアの貝ビーズ文化―欧米化のなかの婚資と地域通貨
第Ⅳ部 地域文化の持続と変容―ビーズからみた現代世界
 第14章 東アフリカ牧畜社会の若者文化―ビーズにみる社会と文化の変容
 第15章 台湾原住民族の文化の多様性―ビーズにみる過去と現在
 第16章 現代アイヌのタマサイ―文化のシンボルとしてのビーズ
 第17章 タイの若者文化と土製ビーズ―流行と衰退が映す社会の変容
 第18章 日本で華開くビーズ文化―ガラスビーズ・ビーズバッグ・ビーズ織り

著者プロフィール

池谷和信  (イケヤカズノブ)  (編集

国立民族学博物館教授

上記内容は本書刊行時のものです。