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高水分バイオマスの液肥利用 矢部光保(編著) - 筑波書房
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高水分バイオマスの液肥利用 環境影響評価と日中欧の比較

発行:筑波書房
A5判
336ページ
並製
定価 3,400円+税
ISBN
978-4-8119-0454-2
Cコード
C3033
専門 単行本 経済・財政・統計
出版社在庫情報
在庫あり
初版年月日
2014年11月
書店発売日
登録日
2014年10月22日
最終更新日
2014年12月19日
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紹介

有機性廃棄物の中でも、高水分バイオマスの循環に焦点を当て、その液肥利用の拡大に向けた技術的・経済的・社会的な展開可能性について分析を行った。

目次

はじめに
第1部  我が国における高水分バイオマスの液肥利用と社会技術
第1章 バイオマス液肥の普及と現状
はじめに
第1節 高水分バイオマスの発生量と肥料利用のポテンシャル
第2節 バイオマスの液肥変換技術
第3節 バイオマス液肥の散布技術
おわりに
第2章 高水分バイオマスの資源リサイクルの重要性と液肥化処理における微生物学的側面
はじめに
第1節 バイオエコノミーと静脈系システムの重要性
第2節 し尿、汚泥の微生物による好気及び嫌気処理
第3節 開放─複合微生物系の微生物解析─
第4節 微生物自家発酵熱を利用したし尿の高温好気液肥化
おわりに
第3章 液肥利用における環境・エネルギーの問題
はじめに
第1節 液肥利用における環境上の問題点
第2節 液肥利用における環境影響(環境配慮)
第3節 施用と搬送に関する最近の研究事例
おわりに
第4章 九州地域の液肥利用
第1節 福岡県築上町
第2節 熊本県山鹿市
第3節 福岡県大木町
おわりに
第5章 好気高温発酵による液肥製造のLCAと経済性分析─築上町の事例─
はじめに
第1節 研究の背景と目的
第2節 評価対象と分析方法
第3節 LCAの評価結果
第4節 考察
おわりに
付録
第6章 液肥利用の社会的合意形成と循環教育…120
はじめに
第1節 液肥利用における社会的合意形成の重要性
第2節 循環教育の取組み
第3節 液肥授業の効果
おわりに
第2部 中国における高水分バイオマスの液肥利用
第7章 中国における養豚業の展開と廃棄物問題
はじめに
第1節 中国における養豚業の展開
第2節 中国における養豚業の廃棄物処理
おわりに
第8章 日中連携による畜産由来温室効果ガス削減の取組み
はじめに
第1節 中国における温室効果ガス排出の現状
第2節 中国における畜産業の現状
第3節 中国の畜産業における温室効果ガス削減の取組み
第4節 日本の対応─CDM事業を通して─
おわりに
第9章 耕畜連携と環境教育による有機性廃棄物の循環利用─江蘇省金壇市におけるJICAプロジェクト報告─
はじめに
第1節 太湖汚染問題の現状
第2節 プロジェクトの概要
第3節 活動内容
第4節 江蘇省農業博覧会
おわりに
第10章 養豚液肥を活用した農業生産の取組み
はじめに
第1節 養豚場におけるふん尿処理の変遷
第2節 金壇市における水稲栽培暦と液肥の施肥設計
第3節 養豚液肥を用いた肥培灌漑実証試験
第11章 耕種農家の環境意識と液肥利用条件
はじめに
第1節 金壇市畜産業の拡大
第2節 耕種農家の経営状況と環境意識
第3節 耕種農家の液肥利用条件
おわりに
第12章 地理情報システム(GIS)を利用した液肥利用が農村・流域環境に与える影響評価
はじめに
第1節 調査分析方法
第2節 消化液の水田利用による環境負荷軽減効果
おわりに
第13章 液肥供給の経済性とコベネフィット
はじめに
第1節 養豚業者の液肥供給コストと農家負担
第2節 稲作と麦作の液肥配分
第3節 液肥散布の総費用と総収入
第4節 総費用・総収入からみた金谷牧業と農家の間のコベネフィットの可能性
おわりに
第14章 メタン発酵施設の設置がもたらす温室効果ガス排出削減効果─家畜ふん尿を対象にしたAMS-Ⅲ.D.ver18による環境評価─
はじめに
第1節 メタン発酵施設の概要と発酵過程
第2節 クリーン開発メカニズムについて
第3節 計測方法と計測結果
おわりに
付録
第15章 液肥利用に向けた環境教育と意識変化
はじめに
第1節 循環授業と生き物調査
第2節 アンケート調査の概要と環境教育の効果
おわりに
第3部 欧州における高水分バイオマスの循環利用
第16章 オランダにおける家畜ふん尿政策と家畜ふん尿の利用
はじめに
第1節 家畜ふん尿政策
第2節 家畜飼養頭羽数とふん尿施用量等の推移
第3節 水質の動向
第4節 ふん尿の利用
第5節 バイオガス
第6節 消化液及びふん尿の肥料化の試み
第17章 フランスにおける富栄養化の問題と有機性廃棄物の処理システム
はじめに
第1節 富栄養化と地域経済への影響
第2節 法的・制度的枠組み及び公共政策
第3節 有機性廃棄物の処理システム
おわりに
第18章 英国における下水汚泥の資源化と意識改革─バイオソリッドと嫌気発酵戦略を事例に─
はじめに
第1節 下水汚泥からバイオソリッドへ
第2節 食料安全保障とエネルギー政策の融合
第3節 バイオソリッドと有機農産物の認証制度
おわりに
あとがき

著者プロフィール

矢部光保  (ヤベミツヤス)  (編著

九州大学大学院農学研究院教授。食料・環境・エネルギーの相互関連を考慮した
農業・農村政策を中心に、生物多様性、バイオマス、アメニティの経済評価など
の研究を行っている。ロンドン大学客員研究員、農林水産省農林水産政策研究所
室長など経て現職。博士(農学)。『コメのバイオ燃料化と地域振興 ―エネルギー・
食料・環境問題への挑戦―』(編著)、『草地農業の多面的機能とアニマルウエルフェ
ア』(編著)など、著書・論文多数。

上記内容は本書刊行時のものです。