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米はどう変わった、どう変わる
米政策改革から米戸別所得補償制度へ
- 出版社在庫情報
- 品切れ・重版未定
- 初版年月日
- 2010年4月
- 書店発売日
- 2010年4月5日
- 登録日
- 2010年3月17日
- 最終更新日
- 2023年2月1日
紹介
米の「農政転換」が短期間に激変した過程を、04年の米政策改革、07年の「新農政」の登場、「新農政」の見直し、新政権による「農政転換」の四つの流れをトレースしつつ、米はどう変わり、どう変わるべきかについて考察した。
目次
はじめに
第1章 米の流通・需給と価格・経営・消費の概観
1.米政策の変遷
2.米の需給と価格はどう変わった
3.米の流通はどう変わったか
4.米の価格・生産費・稲作所得
5.米の消費はどう変わったか
6.価格低迷の構造……19
第2章 事故米穀はこうして発生した
1.問題の発生状況の確認
2.事故米穀不正流通事件は私たちに何を知らしめたか
3.どこでどういう問題が起こったのか
4.流通乱脈の実態
5.乱脈のもう一つの意味
6.真の問題解決に向けて
第3章 主食用米の生産過剰と水田の高度利用の課題
─米政策・水田農業政策はどうあるべきか─
1.主食用米の生産過剰の実態
2.農政改革閣僚会合決定の「農政改革の検討方向」以降の水田農業政策をめぐる動き
3.「米政策に関するシミュレーションの結果」をどう読むか
4.「米政策・水田農業政策に関するアンケート調査の結果」をどう読むか
5.どうあるべき水田高度利用促進のための政策立案
第4章 新政権のもと米戸別所得補償制度と米政策関連事業はどこに向うか
1.政権交代前後の農政の動き
2.米戸別所得補償モデル事業と米政策関連事業の制度上の特徴
3.予算からみた米戸別所得補償事業と米政策関連事業の動向
4.生産に要する費用、販売価格、稲作所得の地域間・規模間比較
5.主食用米の需給と価格はどう動くか
6.担い手の構造はどう動くか
7.今後の政策展開をどう展望するか
上記内容は本書刊行時のものです。