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筑波書房ブックレット 暮らしのなかの食と農 14
WTOとアメリカ農業
発行:筑波書房
A5判
56ページ
並製
定価
750円+税
- ISBN
- 978-4-8119-0247-0
- Cコード
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C0036
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一般 単行本 社会
- 出版社在庫情報
- 在庫あり
- 初版年月日
- 2003年11月
- 書店発売日
- 2003年10月30日
- 登録日
- 2013年10月3日
- 最終更新日
- 2013年10月3日
紹介
アメリカのしたたかなWTO農産物貿易交渉戦略と国内農業保護政策がどのような内容なのか、そしてそこから日本が学ぶべき事は何かについて述べる。
目次
はじめに
1.アメリカのWTO農業交渉戦略
(1)WTOをめぐる概況
(2)今次交渉におけるアメリカ提案の特徴
2.アメリカの2002年農業法の位置付け
(1)アメリカ農業政策の一貫性
(2)WTO交渉への影響
(3)十分保護的だった1996年農業法農政からの自然な流れ
(4)デ・ミニミスで逃げる?
(5)輸出補助金でカウント
3.1996年農業法から2002年農業法へ
(1)セーフティ・ネット(下支え)としての価格政策(無制限在庫受入れ・実質的輸出補助金)等の温存
ローンレートによる価格支持融資
マーケティング・ローンと融資不足払い
(2)収入保険は下支えとしてのセーフティ・ネットではない
(3)恒久法も維持
(4)多面的機能の考慮
4.北米の酪農政策に注目──コメに匹敵する基礎的食料
(1)酪農のための国境措置の考え方
(2)酪農の価格政策はAMSにかなり過少にカウントされている
(3)WTO上「シロ」の「隠れた」輸出補助金
(4)畜産環境政策
(5)国民の暖かい目
5.おわりに
参考文献
(別表)カンクン閣僚会議文書2次案(農業部分)の概要
上記内容は本書刊行時のものです。